まつぼっくり少年少女合唱団30周年のお祝いに賛助出演

まつぼっくり少年少女合唱団
まつぼっくり少年少女合唱団
師と仰ぐ永六輔さんと話す荒井敦子さん
師と仰ぐ永六輔さんと話す荒井敦子さん
きみかげコーラスの面々
きみかげコーラスの面々

荒井敦子さん率いるまつぼっくり少年少女合唱団が今年で30周年を迎え、昨日県立文化会館でお祝いのコンサートが開かれた。永六輔・高石ともや・道上洋三さんら豪華ゲストを迎え1200人入れる会場を満席にし、多くの人たちに感動を与える素晴らしいイベントであった。20歳代で合唱団を立ち上げこれまで300人以上の子供たちを育ててきたこと、音楽療法士の草分けとして活躍してきたことなど荒井敦子という女性はこの30年の間に大した仕事をしたなと改めて実感した。

まつぼっくりに加えて、彼女が教えているコーラスグループが4つあり、わが「きみかげコーラス」も音楽の森ファミリーの一員として賛助出演、さしみのツマとはいえ、私も文化会館で初めて「歌手」として
ステージに立った。108人で5曲歌ったが二月堂のお水取りの行をイメージした、「南無観」という歌が難しく、たった11名しかいない男性の声が成否を決めるだけにずいぶん特訓を受けていた。幕が下りてから荒井さんが我々男性陣に「いままでで一番良かった」と褒めてくれたのでホッとした。
僕が料理を教えてもらっている女の先生があとで、「オペラグラスをのぞいて貴方のお口が皆さんと同じように動いていたので安心しました」と、まるで小学校の生徒の母親のようなことをおっしゃったので大笑い、ありがたいことだ。この会場で数年前まで私は講演会や決起集会を開きしゃべっていたけれど、今回何度もリハーサルをやったり裏方の人たちの動きを見聞きし、多くの人たちの力の結集が如何に大切か改めて知らされた。