我が家の正月風景

二条城の入り口で
二条城の入り口で
家族4人京都へ車で出かけたが、お正月はどこも人人人車車車、駐車するところを探すのに何度も苦労した。三十三間堂、天龍寺、二条城などを歩き、京都駅の美術館で「北斎の富士」展を観た。お寺などはもう何十年も前に訪れたところであったが、どこも新たな感慨に浸ることができた。三十三間堂の雷神や風神像も素晴らしいし、天龍寺の庭も圧巻だ。二条城では大政奉還が行われた場所という史実に想いを馳せながら見ていたが、入り口の国旗に、「なんでこんなところに日本の国旗があるの?」と小さな男の子がお父さんらしき人に大きな声で訊いているのを見て今の日本を象徴している光景ではないかと思ったりした。
 年賀状をたくさんいただいたが、その中に「いつもメルマガありがとうございます。共感することが多々あり、皮肉的に言えば、政治は外側から見ている方が正しいのかも知れませんね。」というメディア関係の人からの文言に「ほんとにその通りだな、渦中にいると客観的に眺められなくなるんだ」と自戒しきり。