新年明けましておめでとうございます。

 朝6時前に起きて家内と二人でウオーキング、天神社で拝み、浮見堂を通って東大寺に参拝、大仏様のお顔がオープンになっていた。牛黄のお札を買って「今年は日本国にとって、また我が家にとってもいい年になりますように」と合掌。
 家族4人でお雑煮を祝って今年の目標を語り合った。家内には日頃の感謝をこめて毎年ささやかなお年玉をあげている。稼ぎ頭の息子は昨年から辞退しているけれど、まだ自立できない娘には「今年で最後」といって少しあげることにした。
 ドサッと年賀状が郵便受けに、一人一人お顔を思い浮かべながら拝見、昨年の大震災に触れた文言が多かったが、「四海波高く、五里霧中」という今の日本を象徴している表現に唸った。昨年よりはましな日本になってほしいものだ。
 久しぶりに東京から帰った長男が「お父さんたちの世代は勝ち組だからいいよ。僕たちは将来を考えると結婚して子供を産むことがどんなに大変なことか」という。「確かにその通りだが、どんな大変な時も我々の先輩はそれを克服してきたんだよ」と言ったもののなにかかわいそうな気もしてきた。

大仏殿に初詣、家内に撮ってもらう
大仏殿に初詣、家内に撮ってもらう