脳梗塞・脳内出血などの後遺症と闘っている人たちの新年会

 脳梗塞・脳内出血などの病気に罹ってその後遺症と闘っている8組のご夫婦と新年会を共にすることが出来た。手足が不自由な方、言葉が出ない人、みんな症状は人によって重い軽い程度の差はあるものの50歳代で突然病魔に冒された男性ばかり、共通しているのはストレスの多い企業戦士、一生懸命働いてきた人である。深刻な事態なのに奥様方が明るい笑顔で面倒をみておられるのには驚くほどである。ご馳走がたくさん出てきたが食事制限や節制しておられる。右手が不自由になって慣れない左手で懸命にフォークを操っている人もいる。家内と二人で参加したのであるが、ぼくも何時こうなるかわからないなという思いと果たしてぼくがこうなったとき面倒看てくれるだろうか不安になってきた。そして、障害者の認定を受けて公的な負担の軽減・免除の恩恵をもらっているというものの「もう少し休みを取ればよかった」とか「離婚しようと思ったこともあった」「健康はなににも変えがたい宝、健常者に戻れるものなら戻りたいとどれ程想うか」などと聞かされ健康のありがたさをかみ締めることができた。