定額給付金の是非をめぐって

 政府が提案している第2次補正予算案のなかで約2兆円にのぼる定額給付金を止めろと野党が反対している。与党の中にも反対だという人も少しいるし、国民の間にもいろんな意見があるようだ。しかし、アンケート調査結果でも明らかなように反対している人もそのうち88%は決まったら受け取るという。2兆円ならばもっと有効な使い道があるはずだと批判する人は多いけれど誰もが100%賛同するような景気刺激対策はないだろう。政府与党が決めたからには早く実行すべきだ。反対者がいてもフラフラ揺れることが良くない。国会議員が受け取るべきか否かをめぐって紛糾しているが、バカな議論だと思う。わたしは、国会議員は立法者であるがゆえに定額給付金を受取ってはならないと思う。このような時代であるがゆえに国会議員はまず、自らの身を削る決意をしめさねばならない、そのためにもお手盛りだと批判されないように給付金は受け取るべきでない、生活に困っている人たちのために使ってこそお金が生きてくるというものだ。