野田総理の言葉が軽い

野田総理が消費税を上げることに「政治生命をかける、命をかける」といったと報ぜられている。なんと政治家の発する言葉の軽いことよ。約束していた公務員給与引き下げや国会議員の定数削減の見通しもたっていないのに、税金だけ上げられたら国民はたまらない。ますます政治不信が増幅するし、復興の先行きが不透明な東北の人や就職が決まらない若い人たちは、「国家とはなんぞや」という気持ちになるだろう。

 消費税の増税問題と政局がごちゃまぜになってきているようだが、国会議員や政党の動きをみていると、自分たちの選挙のことしか考えていないように映る。
 一方、橋下市長率いる大阪維新の会はますます怪気炎、政治塾の2000人がほんとうにりっぱな人物ばかりだといいけど、なんとかチルドレンのようなのが「維新」を名乗るだけで当選するのは困るなあ。