自民党再生への期待

 自民党が谷垣総裁を中心に再生への道を歩みだしたというのに、どなたに会っても「今までの体質と変わらないねえ。」と世間の評価はかなり低い。ドハデなことを期待するわけではないが、地方組織を強化し足腰を強くして、野党らしく戦う姿勢、迫力が欲しいものだ。民主党の小沢戦略は何を仕掛けてくるかわからない。

 民主党政権のほころびが見えてくるのを期待する向きもあるが、それより自民党の再生を図る地道な努力が大事だ。もう一度国民の皆さんの信頼を得られるよう中央も地方も一致協力体制を構築する必要がある。民主党は小選挙区制に応じた党営選挙をやっているのに自民党は相変わらず中選挙区制のまま後援会中心の選挙をやっているところに大きな敗因があるように思う。

「自民党にシッカリしてもらいたい」というのが、国民大方の声、奈良県の自民党も1区から4区まで結束して戦う形を早く作らないとダメだ。民主党の主張である夫婦別姓、永住外国人の地方参政権、人権擁護法案など国の根幹を揺るがすようなことが起こらないよう断固阻止しなければならない。