節分の行事に参加して

 節分行事をやっている奈良市内の社寺仏閣をハシゴした。午後からのあいにくの雨で豆を播くのではなく手渡ししたところもあったが、国宝・重要文化財に恵まれた奈良はいいところだとつくづく思った。東大寺の二月堂から豆を播くのは実に気分がいい。知ったひとがいっぱい居て手を振ってくれるのが嬉しい。元興寺は毎年のことで顔なじみが多い。興福寺の鬼追い儀式がまた楽しい。「元衆議院議員で今はただの人、森岡正宏さん」とマイクでユニークな紹介をしてくれた。ケラケラと皆が笑ったけど僕にはありがたかった。

 ラジオの国会中継を聴いていると野党の質問は実にイヤラシイ。なんとかして総理にマイナス点をつけてやろうという意図がみえみえで前向きの話は何も無い。与党の質問はやや馴れ合いてきなところもあるが、公明党の議員が第二次補正予算や来年度予算の中身を具体的に「こうなる」と説明し定額給付金ばかりを問題にしているが野党が要求していることも全て組み込まれているということをわかりやすく解説していたのは非常に良かった。政府与党の宣伝が行き届いていないせいか国民の多くは政府は景気対策として定額給付金しかやっていないと思い込んでいるようだ。

 明日は立春、希望を持って前向きに歩めばきっと日本は蘇るものと信じている