Archive for 9月, 2011

 台風12号、15号の被害で十津川や五条では行方不明者の捜索が続いているという。台風のせいで野菜も高騰しているようだ。そんな中で、我々のNPO法人で作ったジャガイモは市価よりも安く10キロ2,000円で福祉施設や保育園などに買ってもらっている。約1トンの収穫があった。自慢するわけではないが素人集団が作った作物としては上々の出来だと褒めてもらっているし、すでに半分ほど嫁入り先が決まった。種芋代金と諸経費がまかなえる程度で、とても人件費を生み出すところまではいかないけれど多くの人達に喜んでもらえるのが嬉しい。

 8月20日に種をまいた蕎麦が、いま白い花をつけて咲き誇っている。600坪ほどの面積なので朝の連続テレビ小説「おひさま」に出てくる安曇野の景色のようにはいかないが、大雨にもめげず咲いている姿を見ると愛おしくさえ思えてくる。

白い花が咲いている私たちの蕎麦畑

白い花が咲いている私たちの蕎麦畑

 私の家庭菜園では先日、白菜、にんにくに加えて苺の苗を植えた。果たしてうまく育ってくれるかどうか心配だが、毎日水をやりながら変化してゆく葉っぱを見て楽しんでいる。

 大相撲で琴奨菊が大関昇進、4年ぶりの日本人大関誕生という。野球賭博や八百長相撲で存続さえ怪しくなりかけていた相撲界にとって久々の朗報だ。それにしても四字熟語の口上「万理一空」には参った。宮本武蔵の思想から取ったようだが、真面目な努力家のように見える琴奨菊の一層の精進を期待したい。

  明治天皇の玄孫に当たる(旧皇族竹田家の)竹田恒泰氏の著書「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」を読んでいると溜飲が下がる。「建国の経緯も書かれていない異常な中学の歴史教科書を使った歴史教育が、大半の日本人にとって歴史教育の仕上げになってしまっている」「高等学校では、ほとんどの自治体で日本史は選択科目になっている。しかも履修率は低い。真の国際人を育てるためには、高校の日本史は必修にすべきであろう。日本の歴史を知らずして、世界の歴史を学んでも仕方がないと思う」と書いている。以前から私も主張してきた通りだ。

 先日、中国出身で日本に帰化された拓殖大学教授、石 平 氏が、「日本の教科書を見て驚いた。中国共産党が主張している通りの内容ですよ。中国の教科書ではありませんよ、日本人の子供たちに教える教科書になぜ日本の悪いことばかり教えるのですか。」「日本という国は素晴らしい国であると同時におかしな国です。」とおっしゃった。

 今日東京で「新しい歴史教科書をつくる会」の総会が開かれ、奈良県の支部長として私も出席した。8月に中学校教科書の採択が行われたが、15年近くこの運動を続けてきたにもかかわらず保守系といえる教科書の採択率は二社合わせて5%にしかならない。しかし、われわれの努力の結果、左翼の連中が作った教科書の内容がこちらのほうに寄ってきたのも事実、中学校の教科書から「従軍慰安婦」も消えた。とはいえ、まだまだ、努力が足りないのか、戦後の間違った歴史教育がほとんどの日本国民に染み付いており、私たちを「右翼」だという人がいる。街宣車でがなり立てるあの輩とおなじように呼ばれてはたまらない。この国に生まれたことを誇りに思える子供たちを育てるために真面目に取り組んでいることを多くの国民に理解してもらいたいし、文部科学省の中枢まで日教組幹部が入り込んでいる今の政権の恐さも分かって欲しい。

  地方議会における議長ポストというのはそんなにおいしいものなのでしょうか? 我が奈良市の市議会議長選挙をめぐり買収工作が行われ、大阪地検特捜部が家宅捜索に入ったという。投票の結果同数となり現議長はくじ引きで選ばれたようだからよほど熾烈な戦いが水面下で繰り広げられていたのだろう。しかも、投票の見返りに20万円とかコメ5年分、肉やポストの約束まで提示されていたというから驚きだ。

 数週間前には同じ奈良市の2人の幹部職員が、税を滞納していた市民から延滞金を徴収し、それをネコババしていたという事件があった。しかもその2人は市長の信頼最も厚く二年の間に3回も昇進しているというから、市長の目は節穴か?といいたくなる。

 奈良市は何代も前の市長から先送りされている懸案が幾つもある。火葬場とゴミ焼却場の移転問題などだ。今の市長は民主党政権のマネをして事業仕分けとやらをやって予算を削っては自慢しているようだが、こんなことでは地域コミュニティーを壊していくだけだ。

 火葬場の移転だけでも良いから在任期間中に方針を打ち出してもらいたい。こんなことでは奈良市民であることが恥ずかしくなってくる。市長も議員もしっかりせよといいたい。

 

 紀伊半島に甚大な被害をもたらした台風12号の爪あとが和歌山県とともに我が奈良県でもひどいことになっている。死者・行方不明者が100名を越すというし、テレビに映し出される惨状はあの3.11大震災を彷彿とさせる。道路が寸断され孤立している集落があるとか、電気・水道などのライフラインの回復がまだというところが多い。人工透析などの治療を受けなければならない患者さんたちの問題も深刻だ。
 数百メートルにわたって土砂崩れを起こした急峻な山や濁流が家を飲み込んでいる様子などを見ていると、人間が如何に非力か、大自然に対して如何にチッポケな存在であることかを知らされる思いだ。被災された人達にこころからお見舞い申し上げたい。
 

 我がNPO法人もノン・プロフィットとはいえ霞を食って生きてゆけないので、なにか事業をやらなければと役員の皆さんとともにあれこれ考えている中で、先日から経済産業省の農商工連携事業セミナーを受講している。今日は滋賀県の東近江市の農事組合法人を視察した。滋賀県の有名な珍味「鮒寿司」由来の乳酸菌でつくる漬物、特に水耕栽培の小松菜を使ったキムチが採択されたばかりなのでその説明を聞いたり工場をみせてもらったりした。農業者と中小企業者の連携が新しいビジネスを生んでいるのだが、「鮒寿司」の乳酸菌が接着剤の役割を果たしていることが驚きであった。三越・伊勢丹新宿店でよく売れ、小田急百貨店からも引き合いが来ているというからたいしたものだ。農業は儲からないというけれど知恵があればビジネスとして充分成り立つことを証明している。

 帰り際、農事組合法人の高木理事長さんにご挨拶すると滋賀県の陸上競技の役員もなさっているという。世の中は狭いものだ。どこでどんなご縁をいただくかわからない。

漬物工場内で説明してくださる高木理事長

漬物工場内で説明してくださる高木理事長

 

 野田新内閣が誕生した。鳩山・菅の二年間は全く失望させられたが、野田新総理の堂々たる受け答えやぶれない姿勢を見ている

と「この人はやってくれそうだ」という期待が持てる。民主党の新三役や内閣の顔ぶれを見ていると心配がないではないが、野田

さんなら日本の難局を乗り切るためにあらゆる課題と正面から向き合っていこうという気概が伝わってくる。代表選に立候補した

なかには傀儡といわれた人や身の程知らずと叩かれた人もいたが、野田さんが勝ったことは今の日本国にとってベストだった。
 一面トップに「野田首相、外国人から献金」と民団関係者らから30万円もらったと報じている新聞もあるが、時効にもなって

いるこの問題を(新内閣が今諸課題と取り組み日本の再生を図ろうとしている時に)一体トップに取り上げるべき記事なのか?私

は野田さんをかばったり違法に目をつぶれと言っている訳ではないけれど、マスコミももう少し国益を考えて報道してもらいたい

と思う。
 我が郷土奈良から73歳にして初入閣された前田武志さんに心から「おめでとうございます」と申し上げたい。自民党の奈良県

連会長代行の立場にありながら小沢氏と行動を共にし出て行き、随分ご苦労されたと思う。叔父前田正男代議士の秘書を務めてお

られた頃から知っている人だけに党派を超えて喜んでいる。奈良県も国土交通省にはお世話になることだろう。