最近妻の生活指導?にうまく調教されてきたのか、一緒に行動することが多くなった。買い物、ウォーキング、映画などである。昨年はさだまさし、沢田研二そして今日は美輪明宏の公演も一緒についていくことになった。正直、美輪明宏なんて(大変失礼なことだが)メケメケのケバイおっちゃんくらいにしか見ていなかったが、カルチャーショックを受けることになった。歌もさることながらおしゃべりがうまいし人生経験豊富、学殖豊か、あの素晴らしい声で76歳だという。エディット・ピアフを彷彿とさせるシャンソンは特に魅力的だった。おしゃべりの中で彼がものすごい苦労人であることを知った。ホームレスも経験しているしイジメにもあっている、食べるものにも事欠く極貧生活にも耐えてきたようだ。だから、いろんな人の人生相談に乗っているそうだが、彼のいくつかの言葉が印象に残った。「誰からも相手にされない時他人に愛されたいと思ったら、まず自分が自分を愛しているだろうか、わが身に問うてみなさい。自分を愛することが出来ない人が、他人から愛されたいと思うことが間違いだ。自分を愛したなら自分を磨こうとする、そうすれば磨かれた貴方を他人はほうっておかない」「+1と+1を足すと+2、+1と-1を足すとゼロでしょ、ところが-1と-1を足すと+20にも+30にもなるのです。つまり、そこそこ結構な暮らしをしている者同士が結婚しても大して生活は良くならない。だけど、貧乏な者同士が一緒になると想像もつかないくらい豊かになることができる。貧乏だということはそれだけ強いエネルギーになるのです」と。小さいとき貧乏で丁稚奉公を経験された千房の中井社長から聞いた話とよく似ている。僕は幸か不幸かそれほどの貧乏は経験していないごく普通だが、人間は絶えず己を磨こうとする努力やハングリーな気持ちがないとダメなんだ。改めて思った。
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我がNPO法人の新春の集いを遂に本日開催、心配していたお天気は朝から上々、気温も最近では珍しく二ケタ台とか。第一部の田原地区の伝統芸能保存会による千本餅つきは、二月堂の階段の上だしどれほどのひとが来てくれるのか心配で心配でたまらなかったのだが約200人の人が集まり搗き立ての黄な粉餅を食べていただくことが出来た。拍子をとりながら田原の人達の歌う餅つき歌もなかなかのもの、田舎の香りが漂ってくるようだった。三臼の餅を参会者も加わって搗いてもらったのだが、足りるかどうか途中でひそひそ話しをしながら気をもんでいたほどの盛況で嬉しかった。
第二部金鐘ホールでの催しも320席の会場がほぼ満席状態、素晴らしいホールなのでみんな喜んでくださった。東大寺狭川宗玄長老は「日本人の自然観」というテーマで仏教と神道が融合した素晴らしい日本人の精神性を誇りとせよという熱弁を奮われた。91歳のご高齢とは思えない語りくちであった。次は松本真理子さんとお弟子さんによるマリンバ演奏、私とのお付き合いは40年来と言ってくださっていたが実に楽しそうに演奏してくださった。会場の皆さんも酔いしれている状態でエンディングとなった。
政治の世界から離れても義理堅くお手伝いをいただいたりお越しくださった方々はほんとにありがたいものだ。久しぶりにお会い出来た方は「森岡さん元気で新しい生き方してはるのを見て嬉しいわ」とか、「今の政治はほんまに腹立つなあ」など激励やら祝福のお言葉をくださる方が多かった。最近新たにご縁をいただいた方もいる。東京から来てくださった方、十津川村からきてくれた女性もいた。仕事を休んできてくれた人もいた。みんなこのNPO法人に声援を送ってくださっているありがたい皆さんだ。ご協力いただいた東大寺の方々、赤いハッピを着て朝早くから手伝ってくれたスタッフに心から感謝感謝!ありがとう!
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過日思いがけなく「たちあがれ日本」代表平沼赳夫先生から都祁の家にお電話をいただき、今年初めて上京、お目にかかることができた。与謝野先生がグループから抜け菅政権の閣僚となったいきさつやら今の政治に対する不満などを聞き、しっかりした国家觀を持ちブレない姿勢を貫いておられる先生が一層頼もしく思えた。一日に届くメールの量を拝見しその多さに驚いたが、それぞれに先生が返信しておられるのも凄い。小選挙区制を基本とした選挙制度を改め保守勢力を糾合した政権を作らないとこの国が危ないという点でも思いは同じだ。政党の枠を超えて保守勢力が一致結束、指導力のあるリーダーが欲しい。私に「引退などと言わないで・・・・」というお話もいただいたが、若くて優秀な政治家を育てることが重要だと思う。
最近気になる問題の一つに、生駒市や大和郡山市などで進みつつある事実上外国人の地方参政権を認める「市民投票条例」制定の動きがある。憲法第15条ー公務員の選定は国民固有の権利であるーに違反することは明らかである。にもかかわらずなぜ全国の自治体でこのような動きが蔓延しつつあるのか、第一は民主党政権が外国人の地方参政権を認めようとしていること、二番目には政治不信により、なんとなく代議員民主主義より住民の直接投票による直接民主主義のほうが良い制度だと思う人が増えてきているからではないか。私は現職のとき随分この問題で当時の野党や韓国の国会議員などとも論争し反対してきただけに、最近の自治体の動きは恐いと思ってみている。特に増えつつある在日中国人65万人の動向だ。島根県の人口と同じくらいの中国人が集中して一つの自治体で投票行動を起こすと軍事力を行使することなく支配されてしまう。市民の定義が無茶苦茶、誰だって市民になれるような条例を作る市長や市議会議員はどうしてこんなことが理解できないのか。
都祁の家で今朝起きると家の台所の水桶に薄氷が張っていた。室内温度が0度以下になっている証拠だ。風邪でダウンしている人も多いようなのでお互い注意しましょう。
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電気工事業を営む方にお会いしたら、昨今の役所の入札事情を憂えておられた。「談合がいけないということで自由競争させ奈良県では最低制限価格を公表する。すると仕事が欲しい業者はみんな見積もりもしないでその最低制限価格の値段を入れる。そして同価格の業者ばかりでクジを引いて落札業者が決まる。奈良市の場合は、最低制限価格を示しまだそこから数パーセント下げたところに当てないと落札できない仕組みになっている。」という。「設計金額より何割か安い値札を入れないと仕事が取れないばかりか、値段さえ安ければどの業者でも良いというやり方だからどの仕事も儲けがない、厳しい予算でやりくりするから働く人達の給料も安くなるし仕事も粗雑にならざるをえない。こんな悪循環を繰り返してて良いのか?役人が故意に特定の業者に取らせようとする官製談合はいけないけれど昔のように業者同士が秩序良く順番に仕事にありつけるやり方のほうが良かったと思う。」とため息をつかれた。
その話を聞いて、私も共感するところが多かった。昔建設業界でサラリーマン生活を送ったことがあるから彼の思いが良くわかる。談合というと実に聞こえが悪いし、政治家で談合を容認するような発言をしようものならマスコミにこっぴどく叩かれてしまう。役所は談合があったと騒がれないようにするため、手を変え品を変え談合防止の網を張っているがこれでいいのだろうか?業界で働く人達の生活はますます悪くなり、工事の質も低下する、でも役所は談合がなかったからなにも落ち度はないと平気な顔をしている。奈良県の工事で最初は安い値段で落札しておき設計変更の理屈をつけて追加工事で多額の金額をせしめたケースがあったそうだが、全て税金だから県民は結局「安物買いの銭失い」で損をこうむっているのではないだろうか。
入札制度が大きく変わったのはアメリカからの要求からだったと承知している。なにもアメリカの要求を鵜呑みにする必要がないし、日本には日本のやり方があるんだといえる改革にすべきだった。建設業界の人達も足の引っ張り合いをしないで団結し、発注者である役所と話し合って、より良い入札制度に改めないと結局損をするのは納税者だ。マスコミの皆さんも談合だといって鬼の首を取ったように騒ぐのを止めてより良い入札制度を提案するような姿勢を示したらどうか。
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寒波襲来で波乱の年明け、正月三ヶ日は家族と団欒の平和な日々を過ごすことができたが例年以上に寒かった。4日は家内と大阪に出て久しぶりに映画を観た。「武士の家計簿」という江戸末期加賀藩の会計係を代々務めている(実在した)一家を描いたもので、家内が昨年暮れに観たが「いい映画だから貴方も観たほうがいいわよ」と言っていたので観ることになった。従って家内は二度目だけど「もう一度観たいから」と付いてきた。
言われたとおり、教訓的ないい映画であった。「自らは正義感が強く不正を許さない、借金を返すために出るを抑え入るを図る生活を課し質素倹約を貫く、算盤一つで代々身を立ててきた一家らしく子供の教育も徹底して自立心を育む厳しい父親像」そんな人物を描いていた。家の借金を返すために体面や体裁を捨て家族の大事なものまで全て売り払うそして耐えるそのような主人公の生き様を見て今の日本の国家財政が頭をよぎった。900兆円もの借金を抱えているのに税収以上の国債発行を今年も認めようとしてこれから予算審議が始まる。今年は地方選挙があるからこれ以上抑制できないといって92兆円以上の予算を組み、子供手当てだ、農家の戸別所得保障だとカネをばらまく。労働組合に支えられた政権は公務員の給与カットも実行できない。国民もこのままじゃダメだと知りながらも税金を上げるというと拒否反応を示す人が多い。社会保障を充実させろと政治家を突き上げ、選挙が近くなると政治家も甘い言葉ばかり並べ立てて有権者を惑わせる。それが政治不信に拍車をかける。もう何十年もこの悪循環が繰り返されてきた。国民に向って「非常事態です。私や我が党がどうなってもかまわない。国家の浮沈に関わるときだけに、国挙げて財政再建に取り組みたいから協力してください。国会議員の歳費は5割カット議員定数も半分にします。公務員の皆さんも2割の給与カットに協力をお願いします。また社会保障もほんとうに困っている人達に集中して税金を使い自分で出来ることは自分でやってください。借金を返しムダをなくすまで国民皆が苦しみを分かち合おうではありませんか。与党野党関係なくみんな協力してくれませんか」このような総理が現れて国民に向って訴えるとどうなるでしょうか?小泉元総理はこういうタイプの総理だったが、アメリカのお先棒を担いで対象を郵政だけに置いたから余計な問題をいまだに引きずる結果になった。しっかりした国家觀を持った指導力のある総理が出て欲しい。また国民も「子育ても介護も社会化が当然、収入以上の国債発行もいいじゃないかという甘え」を許さないと言って立ち上がるべきときだ。
この映画は子供の教育についても考えさせられた。五歳の子供に出納帳を付けさせ4文失ったというと雨の中を徹底して探させ、よそで拾ってくると夜1人で川辺に返しに行かせる主人公、わたしはとても我が子にこんな厳しい躾はできないなと思った。
今日5日は、我が事務所の初仕事、1月22日の催しの打ち合わせなどをしてから経済団体の新年互例会に出席、いろいろな方々にご挨拶できた。近畿経済産業局長の挨拶の中に「農業を重要産業と位置づける」「日本文化を支援してゆく、ファッション、文化、観光など伸びる余地がまだまだある」そんな言葉があった。いいことをおっしゃっているのだが、特に農業についてTPP参加を前提に話しているのは明らか、今頃になって農業は重要産業だなんて遅すぎる。またもや、アメリカのお先棒を担ぐようなやり方をしないでもらいたいというのが率直な気持ちだ。
民主党を応援しておられる方々ではないかと思われる人達から「森岡さんのブログはえらい辛口でんな。」と言われたり、他の人からは「おもろいでっせ、持って行き所の無いいまの政治に対する不満を森岡さんが書いてくれてるからスーッとしまっさ。」との声、結構読んでくれてはるんや。
もうひとつ、昨年から白くて坊主頭に近い短くカットしている私の頭をみて「誰かと思うがな」「えらい歳とったな」と言う人もあれば「若返ったな、ええなあ」とひやかす人あり「どこの刑務所から出所してきたんや」という人まであっておもしろかった。
午後は興福寺の多川貫主・守谷執事長、東大寺の北河原管長・狭川執事長らにご挨拶、春日大社では権宮司さん等にお会いし、ひとり正式参拝をさせていただいた。大晦日の雪のため例年に比べどこも参拝客が少なかったとのこと。それぞれお参りし日本を代表する寺社仏閣だけにやはり奈良はいいなと思う。多川貫主は中金堂建設に懸命で苦労しておられるご様子、そして博識な方故いろいろ面白いお話をきくことができた。東大寺の狭川普門執事長は暮れにヴェトナムにいかれたそうで、ヴェトナムの人から「日本では3万8千人も毎年自殺するそうですね。また、日本では親の子殺し、子の親殺しが多いですね。ヴェトたナムにはそんな人はおりませんよ」と言われたという。「儒教の影響や親孝行の道徳がしっかりしているし中国にも警戒しながら付き合っている、あの国はまだまだ伸びますね」と興味深い今のヴェトナム事情をお聴きすることができて良かった。
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