Archive for 12月, 2010

 大晦日。「日本列島大荒れ」の天気予報どおり寒波襲来、都祁は昨日に続き今日も雪だ。2人の子供が久しぶりに帰ってきて家族みんなで都祁でお正月を迎えようと計画していたが、雪のため急遽予定を変更し奈良のマンションで過ごしている。都祁の家に夕方届けてもらうつもりのお節を受取れなくなったので「貴方取りにいってくださいな」と妻に言われ、西名阪道路を登って宅配業者のサービスセンターまで行った。福住インター近くに差し掛かると急に吹雪いて緊張運転に、針インターを下りると相当雪が積もっていて徐行運転、巡回しているパトカーのおまわりさんに「タイヤは大丈夫ですか?気をつけて運転してください」といわれた。注文していたお節をゲットし元の道を帰ってきたが天理の街なかに入ってくると吹雪きがウソみたいだった。ニュースを見ていると今夜から明日の元旦にかけて奈良も大雪警報とか、全く想定外のお正月となりそう。だが、子供たちもそろって家族みんな元気で新年を迎えることができるのは幸せなこと、今夜は温かい蟹すきを囲むことができた。2人とも結婚していないことが唯一気がかりなこと、明日あたりまた言ってきかせなければ。

 最近読んだ本の中に、「人生80年とすると睡眠で27年、食事で10年、トイレで5年分時間を消費する、これらを差し引くとたった38年、人生はそう長くない。」「定年を迎えたらあとは余生というのは間違いです。人生は生まれた途端に日付けの書かれていない定期券を手にするようなもの、最後のときを何時迎えてもいいように日々悔いなく生き抜いて初めて現役を終える。人生に余生や老後というものはないのです。」というくだりがあった。なるほど人生は常にアグレッシブでないといけないんだなあと思う。「来年はNPO法人きみかげの森の課題を着実に進めていかなくては」と改めて自らに言い聞かせている。

 このつたないブログを読んでくださった方々に心から御礼申し上げます。来年こそ日本国にとってもお互いにとっても良い年となりますようお祈りいたします。

今年もあと数日となりました。如何お過ごしでしょうか。

 NPO法人きみかげの森では東大寺さんのご好意で新装なった金鐘ホールを借りて別紙のような催しを企画しました。

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是非ともご参加くださいますようお願いいたします。どうか良いお年をお迎えください。

新年を前にして

12月 23rd, 2010

 今年も残すところあとわずか、寒い上にあれもこれも年内にと思うとなんだか落ち着かない。選挙に出るときは年賀状を控えていたが今年はパソコンで作ることに、自分が描いたスケッチを入れてプリンターで印刷している。パソコン教室の先生に教えてもらいながらようやく出来たが、名簿のチェックも大変、「あの人は元気にしてるかな」とか「この住所で変わっていないだろうな」などと結構時間がかかる。

 陸上競技協会の常務理事会に出席、先日の奈良マラソンの議題になると表舞台で走っている人達の評判は上々だったようだが、裏方で働く人達にとっては想像以上に苦しく辛い仕事だったとのこと。また交通規制の影響を受けた法人・個人の苦情も多く反省点や改善すべき点が相当あるとのこと。弁当も食べず6時間立ち尽くして審判を務めた人も「こんなえらい仕事来年呼ばれても止めとこか」となりかねないから「やりがいのあるような形を作って欲しい」という意見もあった。奈良マラソンは成功だったと言いながらも裏に回るとみんな苦労してくれていることがよくわかる。来年に向けての課題が多い。

新聞を広げると日米関係についてのアンケート調査結果がでていた。現在の日米関係、日本では「良い」33%(昨年48%)、「悪い」が40%(同26%)、米国での調査では「良い」49&(同51%)が「悪い」10%を大きく上回っている。ただ、日本では米国を「信頼している」が52%(同49%)で最高となり、「信頼していない」は37%(同41%)であったという。日米安全保障条約について72%(同70%)が「役立っている」と答えたそうだ。

 先日大阪で前航空幕僚長田母神俊雄氏の話を聴き、溜飲が下がる思いだった。まことに単純明快「中国が軍事費を増大させて海洋覇権を目指しているときに米軍基地を国外に移転させれば日本は丸裸になるようなもの」「鳩山氏は対等な日米関係と言ったが、憲法第9条2項で自衛隊を軍隊と位置付け独立国として歩むことができなければ永遠に日米関係は対等になりえない」「核武装したほうが安全、持っていると外交力が格段にアップする。オバマ大統領が核廃絶を叫ぶのは持っているものの優位性を維持し新たな保有国を作らせないための戦略だ。アメリカが核廃絶を叫んだらロシアや中国が追随してくれると信じているわけではない。」世界の安全保障外交はじつに厳しい動きになっているのに日本人の意識は低い。アメリカに頼っていたらなんとかなるとか反戦平和を叫んでいたら平和になると思っているような日本人は愚かだ。

 「沖縄米軍基地内に反戦地主といわれる人達(沖縄の人でない)がたった2000へーべの土地を3千人で持っている。内76人が5センチ四方の土地を持っていて毎年この人達にたった4円の借地料を払うのに800円以上の郵送料を国が払っている」という話もあった。左巻きの人達は一体この日本をどうしようというのか。

 「国による戦没者氏名の提供行為は憲法の政教分離原則に違反する」と判断を下した裁判官もアメリカの占領政策から目が覚めていないし、尖閣ビデオ流出事件で保安官を懲戒処分にしたが、あのビデオを非公開にした人物こそ処罰されなければならない、隠すことによって失われた国益は大きい。

 話があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりしたが、どちらに向わせようとしているのかわからない船に乗せられ不安に思っている国民は私1人ではないだろう。前外務事務次官が書いた「国家の命運」を読んだ。全て賛成というわけではないが、政治主導などとほざいている人達よりも官僚のほうがよっぽどしっかりしている。新年を前にして日本国の命運を託せるリーダーの出現を祈る。                

東大寺立像2

 今日もテレビで「坂の上の雲」をみた。日露戦争開戦前夜の様子がよくわかる。明治の政治家は世界をにらみながら常に国益を考えていたし、文字通り身体を張って仕事をしていた(ように思える)。それに比べて今の日本の政治家はなぜこうも阿呆がそろっているのか、自分も阿呆の1人だった。そう思えてならない。先日マスコミの方から、「小選挙区制と政党助成金の制度を導入したことが政治の劣化につながっている。政治改革をうたってその推進役を果たしたのが小沢氏、政党の中で唯一綱領を持たないのが民主党でこれも幅広く合従連衡ができるようにという小沢戦略の一環、この20年ほどの間ずっと小沢氏によって政治が動かされてきたがこれを終わらせなければ日本の政治は良くならない。」という話があった。なるほどと思ったものの「そういう状態を作ったのはマスコミにも責任があるのでは」と言ったら「その通りです。半分の責任はマスコミにあります。」と反省の弁。小沢ファンにとっては苦々しいことだろうが、この国の将来が深刻な事態を迎えそうだと心配しているときに、小沢を国会でしゃべらせるかどうかで政治家が右往左往している事態はまことに恥ずかしい。レベルが低い。

 私が好きな京都大学の中西輝政教授は「国が滅びるのは外交・安保だ。アメリカに占領されたことがどれほど大きな損失か、イギリスのチャーチルは、(敗戦の日本をみて)『これだけやられたら百年は立ち上がれないだろう』といった。日本人の歴史観、皇室のあり方、憲法などを見ているとその通りだと思う」「中国はあんなひどい国だとは思わなかったという人が多い。歴史を改ざん、捏造することはへっちゃら、共産党というのは恐い、来年あたりは中国の航空母艦がやってくるだろう。しかし、これを乗り切ったら日本はうまくいく。2~30年さきには中国共産党はなくなっているだろう。」などとおっしゃった。結局、占領政策によって歪められたいまの日本人の歴史観や国家觀を変え、まともな外交・安全保障政策をとれる国にしなければということだった。

 ノーベル平和賞を授賞された中国の劉暁波氏に、中国政府は本人の出席はおろか代理人の出席も許さなかった。しかも、中国に同調し授賞式に出席しなかった国は17カ国にのぼったようだ。授章者が座るべき空席の椅子を横にノーベル賞委員会の委員長が、「劉氏は釈放されなければならない」と語っているテレビを見て熱くなった。世界中がこのシーンを見ているだろう、案外中国はこんなことから破局を迎える国になるかもしれない。 

奈良マラソンきゅうちゃん 快晴、最高温度15度、絶好のマラソン日和に恵まれた。ついにやった!足掛け3年、紆余曲折あっての「奈良マラソン2010」の開催だ。公認コースの1万人フルマラソンは我が奈良陸上競技協会の悲願でもあったし私個人としても奈良で皆が注目してくれるような大会を持ちたいと思っていた。道路事情が悪い奈良県で1万人のフルマラソンなんて無理だと冷ややかに見る人も多かったし真っ向から反対する人もいた。奈良県という自治体が中心になってやるのかわれわれのような民間組織が主体的にやるのかについても曲折あったが結局奈良県・奈良市・天理市と遷都1300年協会、奈良陸上競技協会、奈良新聞社などが中心になって実行委員会を立ち上げ、知事が実行委員長になることで落ち着いた。マラソンコースを決める警察との折衝も難航を極め1年半くらいの時間を要した。警察は、道路を遮断するとなれば緊急車両などを通す代替道路を確保できるコースしか認められないという立場だから、われわれの、世界遺産の近くで高低差のない走りやすいコースをという主張との妥協点を見つけるのが難しかった。今日は先導車両に乗せてもらって全コースの状況がよくわかったが、1万人が走る光景はこんなものだということを肌で実感した。大仏マラソンの参加者を加えると1万9千人の人が走りボランティアが4千人余、競技役員やスッタフ4百人など、そして警察、消防、自衛隊、医師・看護師などを含めるとこれらの人を持ち場持ち場で効率よく動いてもらうため事務局の皆が苦労してくれた。ランナーは気持ちよく走れたと思うが、事務局にはいろいろなトラブルの電話があったようだ。「71歳の男性ランナーが心肺停止状態で病院に運び込まれた」「2歳の子供が迷子になってお母さんが見つからない」「道路の通行を早く解除しろ」などなど、スタッフが力を合わせてテキパキ処理してくれた。心肺停止のランナーも助かったようだし迷子のお母さんも見つかった。

 招待選手の高橋尚子ことキューちゃんには感心した。何キロか一緒に走って競技場に戻るとあと少しでゴールという人達を励ましながら行ったり来たりハイタッチをなんどもなんども2時間以上繰り返していた。ランナーにとっても、また私たちのようにその姿を見ている者にとっても感動を与えてくれた。さすがキューちゃんだ。奈良陸上競技協会の会長として心からお礼を言っておいた。

 まだ先の見えない状態の頃ご苦労の最中、亡くなった奈良陸協山田前理事長も今日のマラソンを天界から見て喜んでくれているだろうと思う。彼にも役員席で活躍してもらいたかった。今年の経験を生かして奈良マラソン来年もまた今年以上の大会が開けるようがんばりたいものだ。