Archive for 2月, 2010

後援会の解散

2月 19th, 2010

 冬季オリンピックで活躍する選手を毎日テレビを通じてみているが、フィギュアスケートやスケートボードなどこれが人間のやることかと思えるほど凄い。またスピードを競うスケートも神業のようだ。前回のオリンピックで苦杯を舐めた人もその後の4年間苦しい練習を重ねチャレンジしているが、その中に、成功しメダルに輝く人もいるが報われない人もいる。4年間というと私には衆議院選挙とダブってきてなんとも切ない気がする。

 先日私の後援会婦人部の解散の会合を開いてくれ、今夜は男のほうの組織の解散懇親会に招かれた。いずれも選挙のみならず平素から熱心に私を支えてくれたかけがえのない同志である。長い間苦楽を共にしてきただけに気持ちが痛いほど伝わってきて胸が熱くなる。奥野先生の秘書時代から一緒に行動してきた仲間も多い。いずれも今の政権に対して批判的であるだけではなく、ほんとうに日本国の将来に危機意識を持っている方々ばかりだ。

 「政治団体としては解散しても、この同志的結合は大事にしてゆきたいからこのグループは残しておきたい」との提案がなされたりして盛り上がった。都祁の森に間伐材を使って自分たちでログハウスを建てようなどという意見もでた。ありがたいことだ。男性の後援会なのに最後に「ご苦労様」といって花束をくださったのにはウルウルときた。

 

  1月10日第26回平城京新春マラソン大会、2月7日第63回金剛葛城山下一周駅伝、そして本日2月14日第25回月ヶ瀬梅渓早春マラソン大会と奈良県の陸上長距離レースに主催者や来賓として出席してきたが、今年はいずれも好天に恵まれ参加者も多く素晴らしい雰囲気の中でおこなわれている。12月5日に予定している「奈良マラソン2010」は、遷都1300年行事の最後を飾るビッグイベントとしてなんとしても成功させなければならない。

 実は厳寒の今朝4時頃から、「奈良マラソン2010」を公認コースとして認められるように東京と大阪の日本陸連の1級検定員にお越しをいただいて42.195キロメートルの計測をしてもらっている。計測器をつけた検定員が3台の自転車を連ね、その前後を警察の車に護ってもらいながらほとんど人や車のいない早朝約10名の奈良陸上競技協会の役員も補助員として手伝いながらがんばってくれたようだ。華やかな本番の影にほとんど誰も知らないこんな苦労があるのだということを知って申し訳ない気持ちになった。奈良県としては本格的な市民マラソンが1万人規模で行われる、画期的なことだ。私も奈良県の陸上競技の責任者としてこの大イベントに参画できることは嬉しいしやりがいがある

 今日の月ヶ瀬にはゲストランナーとして有森裕子さん、1月の平城京には増田明美さんがそれぞれ参加、そして奈良マラソンには高橋尚子さんが来てくれる予定だ。暗い世相だがマラソン参加者だけはどこでも右肩上がり、奈良は道路事情が悪いこともあって全国的にみると遅れている。なんとしても成功させ、これを毎年の行事にしなければならない。

  朝日新聞社でアメリカ総局長や論説委員を務められた松山幸雄さんからいただいたご著書『鳩山から鳩山へ』のなかに「長いこと、日米両国の政治を観察しながら論評する仕事をしてきたが、アメリカの場合はいつの時代も『どの国民もその国民にふさわしい政治を持つ』という有名な金言が、まあだいたい当てはまるように思えた。しかし日本の場合、日本人の教育水準の高さ、言論の自由、マスコミの発達などからいって、もう少しましな政治を持ってもよいのではないかと感ずることが、特に近年多くなった。政治の現状を以って日本人のレベルを測られてはかなわないと感ずる人は、私以外にもたくさんいるはずである。」というくだりがあった。

 今日のニュースを見ると、鳩山内閣の支持率は36%、不支持率は45%、小沢幹事長辞任すべきと答えたひとが72.5%[時事通信社調べ]となって、民主も自民もイヤ、国民は期待はずれの政治にガックリきている様子が伺える。私からすると、政治家のレベルも疑問だが、すぐに踊らされる有権者にも問題ありだと思う。

 都祁の家の離れをリニューアルするための工事が2月9日から始まった。ホールにしてコンサートや愛郷塾講座を開きたい。いよいよNPO法人「きみかげの森」の船出が現実のものになってくる。だけど、今日の役員会で「わざわざ都祁まで誰が来ますか?都祁に行きたいという魅力がありますか?しっかりとその見通しを立てておかないと借金をつくるだけで失敗しますよ」という厳しい意見も出て考えさせられることが多かった。無理をしないで着実に一歩一歩進めてゆきたい。新たな挑戦にはリスクもあるが政治になかった希望もある、めげないで頑張るぞ。人生はそういうもんだろう。

 

 今日のマスコミ報道は「小沢不起訴」と「朝青龍引退」がトップでしのぎを削っている感じ、

 小沢問題では「秘書だけを起訴してあれだけワルの小沢を不起訴にするとはけしからん。検察はなにをしているのか」という見方、「刑事責任は問えなくても道義的政治的責任は思いから幹事長を降りるべきだ」という人、反対に「検察の暴走にマスコミも乗って大きな騒ぎになったが小沢はなんら悪くない」という人までいろいろな見方や考え方があるようだ。私は昔法務大臣秘書官と言う仕事につき1年4ヶ月法務・検察の幹部とお付き合いをいただいた。その経験からいうと、検察は政治家など近寄りがたいエリート集団であり法と正義に照らして徹底した捜査を行う権力者であるだけに、小沢問題でも検察が暴走しているとか小沢と検察が取引したのではないかなどという議論はナンセンスだと思う。特捜部長の記者会見で「小沢の説明をそのまま認めているわけではないが、公判を維持できるだけの証拠を得られなかった」と述べているのが正直な気持ちではないか。かといってわたしは、小沢を擁護する気持ちはさらさらない。自民党時代からの小沢氏の行状を多少とも知っているだけに、こういう人に日本国を動かしてもらいたくない。政治家たるものまず信用が大事、ゼネコンを振り回しおカネをむしりとって不動産を買い私腹を肥やすような人間はどんな能力の持ち主でも人の上に立つ資格はない。たとえ刑事責任を問える材料が揃わなくとも権力者の座を降りてもらわなければ、道義国家を目指す国とは言えない。

 もう一つ私は以前からこれを直さないとと思いながら引きずっていることがある。事件が起きると大物の被疑者はカネにまかせて検察OBの大物を弁護士につける。今回の事件でも検察OBの弁護士がついている。検察の現職とOBが戦う関係になるのだが先輩と後輩の間で全く意思疎通がないというようなことを信じられるだろうか。役人の天下りはよく問題にされるがヤメ検と呼ばれる人達のことが問題にされないのはなぜか?

 朝青龍の方は、突然の引退宣言に驚きこれも賛否両論あるようだが、道義を重んじる国技、しかも横綱という地位を考えると、いくら強くても辞めてもらうのが筋ではないか。相撲界もゼロから出直すつもりで立て直さないとファンが離れていくと思う。

 奈良新聞社の政経懇話会に出席、「今年の政治」と題して元経済企画庁長官田中秀征氏の講演を聴くことができた。

「自民党は老朽住宅、風雪に耐えてきて頑丈であったが耐用年数が過ぎて劣化、屋根だけ残ってる感じ、民主党はというと仮設住宅の名がふさわしい、見てくれ良く入ってみたが期待はずれ分解しそうな状態。民意は政権取った民主党から離れ、かといって自民党の支持率も上がらず、どちらかというとジリジリ下がっている。だから、双方に入らず野宿ないしテント生活の渡辺喜美氏のほうが良いと思っている人が膨れつつある。民主党はあらゆる面で準備不足、経済運営では成長政策が乏しい、官僚主導から政治主導へというのも空振り、偽装に終わりそうだ。また指導者たる鳩山総理、小沢幹事長にも問題あり、今年の政局は昨年以上に波乱含みだ」というような話を90分された。民主党政権の子供手当はほとんど経済効果無し、納税者に痛みがくる財政改革には目を向けているが政治家や官僚が痛みを引き受ける行政改革へのメスが入っていない等、良い指摘をしておられるなと思ったが、それでは今年の政治はどうなるとかどうあるべきかとなると物足りない感じもした。でも同じ国政の世界を歩んできた人間として共感できる点も多かった。

 民主党小沢幹事長が検察から二度目の事情聴取を受けたという。いよいよ「仮設住宅」の分解かな?