Archive for 3月, 2009

昨日は二人のイチローに国民の目が向けられた。WBCの決勝戦で適時打を放ち侍ジャパンを勝利に導いた鈴木イチローはやはり凄かった。暗いニュースばかり続く昨今久々に嬉しいニュースを聞くことが出来たし国民皆が感動した。日の丸を背負ってがんばった侍ジャパンの皆さんにこころから「おめでとう、よくやった」とねぎらいたいと思うし私も元気をもらった気分だ。
 他方もう一人のイチローの姿勢はいただけない。公設第一秘書が逮捕・起訴されたというのにこれからも民主党の代表を務めるという。検察は起訴にあたり、特定の業者から長年にわたり多額の資金が提供された「看過できない重大かつ悪質な事案」と位置付けている。今後の捜査がどのように進むのか、小沢氏の政治的・道義的責任だけではなく秘書の刑事責任にどう関与したかを検察の解明に期待したい。企業・団体献金を全て禁止しようと提案している人と長年ゼネコンから多額のカネをもらって政治活動を続けてきた人が同一人物だとどうしても思えない。自らの金権体質を棚にあげ検察批判を繰り返している小沢代表は国民からも指弾されてしかるべきだ。
 民主党という政党は不思議な政党だ。小沢さんの続投姿勢にほとんど批判の声が上がってこない。自浄能力はないのか。自民党も敵失に喜んでいるようではダメだ。かつての古い体質から脱皮した姿、再生自民党・綺麗な自民党を見せる機会にしなければならない。

 飛鳥小学校を昭和18年に卒業された、私の父の教え子の方々が同窓会に恩師の息子としてお招きくださった。27名おられたが皆さん78歳前後だろう。なつかしい昔の父親の写真を見せていただいたり新婚ホヤホヤの頃の父親の様子を聞くことが出来た。平成4年に他界した父がいま生きていたら93歳かな?この教え子たちに会えたらどんなに喜んだだろうかと思ったら生前の父の姿が浮かんできた。父とともに教壇に立っておられた芳本久子先生も出席しておられた。今年米寿だという、とてもお元気そうで「森岡先生は私たちの憧れの先生でしたのよ」と父の思い出話をしてくださった。父は全部の生徒の名前をフルネームで覚え呼び捨てで呼んでいたそうだ。一人ひとりの生徒の名前を姓だけでなく名前まで全部覚えておられたことが凄かったし嬉しかったとおっしゃる。そういえば、今日奈良市内の私立保育園の卒園式に招かれたら、卒園証書をもらう卒園児39名の名前を全部フルネームで(書いたものを見ることなく)顔を見て呼んでおられたのにも驚いた。一人ひとりの子供たちと丁寧に接しながら保育活動をしていただいていることがよくわかるような気がした。

  ありがたいことに、「あなたのお父さんにお世話になったからわたしたちは森岡さんを一生懸命応援します」と言ってくださり激励を受けた。亡くなった父親に感謝しなければとしみじみ思った。

昨日、母校[中学校]の卒業証書授与式に参列させていただいた。何十年ぶりに母校の校歌を歌い感激した。他にもいくつか考えさせられることがあった。
 一つは、校長先生の式辞が素晴らしかった。「感謝」の気持ちを忘れるなということと、「必ず思いがかなう」と信じてこれからの人生を切り開けというお話でした。「努力は人を裏切らない。北京オリンピックで金メダルに輝いたソフトボールの上野投手は中学校のとき自分はオリンピックで金メダルを取るという夢をもって努力したんだ。君たちもがんばれ」という主旨だった。「努力は人を裏切らない」とはいい言葉だなと思いながら聞かせていただいた。
 二つ目は、生徒の服装が制服ではなく私服であることになにか違和感を持った。卒業生も、トレパン姿、剣道の防具をつけたいでたち、ジーパンをはいた女の子、お揃いのジャケットを着た人、ミニスカートの子などいろいろだ。規制をすることがいけない、自由がいいのだということなのだろうが、自らの中学時代とあまりにも違うので考えさせられた。
 三つ目は、いただいた式次第に国歌演奏と書いてあった。国歌斉唱ではないのかと疑問に思いつつ君が代の前奏が流れると、われわれ来賓席にいるものは皆歌いだした。大きな声でわたしも歌ったが、保護者や生徒の席からはほとんど聞こえてこなかった。淋しいことだなと思った。国旗は演台の脇に立ててあったが、教育委員会はこれで良しとしているのか、甘いな。帰ってから、調べると「卒業式・入学式に国旗を掲揚し、国歌を斉唱すると学習指導要領に書いてある。」とのこと。
 国旗国歌法が制定されて10年になるというのにまだ教師のなかに君が代を教えられないひとがいて斉唱できないとしたら情けないことだ。
 民主党政権が誕生し、日教組出身の文部科学大臣になったら国旗国歌を否定してしまうのだろうか?
 四つ目は、在校生の送辞と卒業生の答辞はともに感動を与える素晴らしいものであった。一人が挨拶するのではなくみんなで励ましあっている姿がとても良かったし、わたしもこの学校の卒業生でよかったと思うことができた。

京奈和自動車道の大和北道路[主として奈良市の部分]がようやく新規事業採択することが決まった。約850億円の予算で柏木町から郡山インターまでのところが動き出す。昨日、私と奈良県選出自民党議員が金子国土交通大臣に呼ばれ大臣から「みなさんのおかげで事業採択にこぎつけた。」と報告とともにねぎらいの言葉をいただいた。奈良県の道路事情は、文化財があるうえいろいろな理由で非常に悪く全国でも最下位に近い。京奈和自動車道の開通は奈良県にとって悲願と言っていい。他の議員とともに現職のときからわたしも努力してきただけに今日の大臣の言葉は嬉しかった。
 民主党のひとは道路特定財源でマッサージ機を買ったりしていた事実をつかまえて道路建設全てを税金の無駄遣いのように批判し反対している。もちろん税金の無駄遣いはやってはならないことだが、道路建設をコスト対便益だけで割り切るのも間違いだし、道路建設を悪いことのようにいうのも政治家としてどうかと思う。採算が合わなくてもつくらねばならない道路もときにはある、過疎地に住んでる人も幸せになるようにするのが政治だ。

先日 野中広務先生のお話を聞くことが出来た。「昭和世代からの遺言」という演題でのお話だったが、昭和26年25歳で町会議員からスタートして日本の政治を動かし52年の政治生活を送られた野中先生の凄さを改めて見る思いがした。野中先生にわたしも同じグループで随分ご指導をいただいた。政策の面では考えを異にするところがいくつもあるけれど、尊敬の念を抱いているところも多い。正義感が強く政治家としてつねに闘う情熱を持っておられること、自らを被差別部落の人間だと名乗り弱い立場の人達に絶えず目を向けておられること、政治家が世襲はしてはならないと自ら実行しておられることなどが野中先生の好きなところだ。

 小泉改革に異論を唱えられいまもその気持ちを変わらず主張されているのもりっぱだ。「改革利権」という言葉が飛び交うこの頃、自分は辞めるがあとは次男に世襲しようとしている小泉さんの株はストップ安だ。