Archive for 2月, 2009

内需拡大に向けて

2月 25th, 2009

  スーパー「イトーヨーカドー」の奈良店藤原店長にお会いした。もう6,7年前のことになるが、そごうデパートが撤退して数年火が消えていた状態を見かねて私もいろんなデパートや大型店を歩き回り誘致に努力した結果、やっとイトーヨーカドーが進出をきめてくれたいきさつがある。あの時は嬉しかった。今日、店長さんは「全体に消費が落ち込んでいるので大変です。消費者がなかなかおカネを使う気になれないのですね」とこぼしておられた。その上、規制緩和でスーパーマーケットがあちこちに出来て生き残りをかけた戦いの渦中にいるようであった。そして、このスーパーだけで450人のパートタイマーを雇っているという。輸出依存型の経済から内需中心の経済構造に変えてゆかねば、と二人で話し合っていたのだが、「奈良県は人口一人あたりの地方消費税が全国都道府県のなかで最低なんですよ」というと驚いておられた。「だけど県民の所得は高いほうだから個人が持ってるおカネをもっと使ってくれるよう誘導策を考えてください」といわれた。個人が持っている金融資産は1500兆円もあるといわれている。これを使いたくなる気持ちにさせる政策を打ち出せば日本経済も意外とはやく立ち直る可能性が出てくるのではないか。何が一番効果的だろうか。

 前回総選挙で比例復活の鍵田議員が、昨年9月「次期衆議院選挙には出馬しない」ことを表明され今日パーティーを開かれお招きをいただいた。中曽根外務大臣が特別ゲスト、大勢の方々を前に僕も挨拶させてもらった。その前に開かれた鍵田後援会の役員会でも挨拶の機会をもらったので一生懸命お願いした。「日本の国のあり方が問われる選挙を前にしている。民主党は社民党・国民新党と連立を組むといっている。一方で護憲・非武装中立と言っている元社会党の人達と、他方小沢さんのように憲法改正・軍隊を持ち普通の国になれといっている人達は水と油、国家の基本に関わる問題でかみ合わないような政権では取り返しのつかないことになるのではないか。そしてわたしはぶっ壊された自民党を作り直すために働きたいと思っている。敵は民主党です。保守が一丸となってたたかわねばならない。鍵田さんや鍵田後援会の皆さんのご支援を切にお願いしたい。」という主旨の話をしたが与えられた時間が3分だったのに6分もしゃべってしまい後で家内にひどく叱られる結果となった。自分では夢中だったのでそんなに長くしゃべった意識がなかった。会場をずっと回ったら初めてお目にかかった人、バツの悪そうにしている人、強く激励してくれる人、市長選挙などのネジレから支援してもらえそうに無い人などいろいろだけど出席させてもらってよかったと思う。前回戦った者同士、みんながすぐに味方になってもらえると思ったらあつかましすぎる。じょじょにお願いをしご理解をいただけるよう努力してゆきたい。保守の団結がどの程度出来るか、わたしの当落を決める。

 いま国家の一大事だというとき小泉元総理が麻生政権の足を引っ張るような発言を続けているのは実に不愉快である。「改革」一辺倒の市場原理主義が行過ぎたからこそ格差や弊害が起きている、その責任は小泉さんにある。にもかかわらず、現実的な経済対策路線へと舵を切った麻生政権の邪魔をしようとするのは元総理大臣を務めた人のやることではない。麻生さんの資質ややり方にいろんな批判もあり私も情けなく思うこともある。しかしいまの国難とこの政治状況を乗り切るのは誰が総理であっても大変であり、全ての責任を麻生総理にかぶせてしまうのも間違っているだろう。

 野党もマスコミも一緒になっていまの政治を貶めているようだが、もっと冷静にこの国の在り方を皆考えるべきだ。アメリカはアメリカの国益を考え上手に日本に迫ってくる。これからは、中国・韓国・北朝鮮・ロシアなどとの付き合い方もむずかしくなってくる。日本が手玉に取られるようなことのないように国益重視の外交を進めなければならない。同じ政党のなかで仲たがいをしているときではない。しかも元総理をつとめたような人が現内閣の力をそぐような行為は止めてもらいたい。いま必要なのは団結だ。

 昨日近鉄奈良駅前で「拉致被害者を救う会」の皆さんとともに署名お願い街頭活動をやった。資金カンパに強力してくれる人もいたが総じて若い世代は無関心で見向きもしてくれない人が多いように思った。それにしても拉致問題はひどい話だ。30年も前のことであるのに全容もわからない、国家主権が犯されているのにこの国の人達はおとなしく反撃しようともしない。政治も拉致問題には冷たく、真剣に取り組み始めたのは小泉総理の訪朝からであり、ようやく国民の知るところとなった。

 拉致という国家犯罪に政治家も一部の人以外は及び腰、あまり票やカネにならないからか熱心に取り組む人が少ない。国民の生命・財産を守るのが国会議員の一番大事なしごとではないのか?拉致家族の皆さんが30年も子供や兄弟の帰りを待っている。気の毒な話だ。日本人みなが自分の家族が拉致されたと思う気持ちになって政治を動かさねば。力をバックに外交交渉が出来ない日本は北朝鮮に舐められてしまってる。独立国家としての体をなしていない。アメリカの核のカサを借りているがゆえに頭が上がらない。自分の国を自分で守ることが出来ないから周りの国々にたいしても頭を下げてばかり、拉致だけではなく北方領土や竹島など領土問題や東シナ海のガス田開発もみんな同じことだ。やはり憲法改正が鍵になる。

 今日は2月14日、バレンタインデー、義理チョコか本命チョコか知らないが僕のところにも多くの女性からチョコレートが届いた。「私はオバンですが森岡さんを愛しています」というのもあったし、「これぞ本命チョコ」というのもあったが、いずれも僕より年上の方というのがおもしろい。女房が焼きもちをやきそうなのがあればいいのに。それにしても、お菓子やさんに国民みなが乗せられてしまってる。あの小泉元総理は、お中元・お歳暮一切貰わず、送らずを徹底しバレンタインチョコも受取らなかったという。政治家としてカネやモノに執着しないことはいいことだしこの姿勢には脱帽だ。

 しかし小泉さんの麻生批判で麻生総理の下では選挙は戦えないという状態になってきた。自民党が結束できないでバラバラの印象を一層国民に与えている。