Archive for 12月, 2008

 まもなく今年が終わろうとしている。いろいろなことがあった一年でしたがいいニュースが少ないでした。来年こそ良い年にしたいものです。35歳位から下の若者は将来に対し希望を持てないそうで、年配者のほうが日本は大丈夫だと答えるという。やはり政治が若者に希望を抱かせる世の中にしなきゃ。経済は下降線、政治もどちらを向かっているのかわからないようではダメだ。与野党ともに責任があると思う。ぼくは来年の総選挙で必ず復帰を果たし今の壊れた政治を国民の期待に応えられる政治にしたい。世界中が日本の政治がどうなるか注目している。運命の決戦を勝ち抜いてみせる。

 夕刻学園前でマイクを握っていたら一人のご婦人が「森岡さんきっと報われる日が来るからね。」と言ってくださった。

 今朝テレビを見ていたら、リーマンブラザースが潰れその影響で解雇された人たちを取材している様子が出ていた。リーマン日本法人のナンバー2という人は失業しても六本木ヒルズ近くの高級マンションに住みフェラーリに乗り乗馬クラブに通えるような生活が15年間できる貯えがあるという。他方、リーマンショックで倒産し解雇された非正規雇用者は突然のことで途方にくれている。同じ日本人の失業者なのにどうしてこんなに違うのか?アメリカ型の新自由主義経済というのはこういうことなんだ。金儲けだけを考え競争にさらせば強いものはますます強くなり弱い立場のひとをたくさん置き去りにしてしまうということだ。このような経済体制は日本のような和を尊ぶ国柄にはなじまない。小泉さんは改革の名のもと、アメリカの言いなりになって規制緩和を進め市場原理主義に走ってしまった。その結果雇用の面でも大きな格差を生むことになったのだろう。

 日本航空の社長が自らの給料を960万円に落とし電車通勤、社員食堂で並んで食べているという話が外国にも流れ評価されているというが、本来日本という国はそういう国なのだ。何事もお金の多寡でしかものを見ることができないようではあまりにも寂しいではないか。江戸時代は商人より貧しい侍が尊敬されていたし和の精神が生きていた。いまこそ、本来の日本人の生き方を世界中の人たちに伝えるときだ。

 NHKのテレビドラマ「フルスイング」の再放送を三日間連続でみることができた。実話にもとずいて、プロ野球のコーチを30年務めた後、教師になって教育に情熱を捧げた素晴らしい男、高林先生の生涯を描いていた。すい臓癌のため60歳で亡くなるがこの男が残した教育力に誰もが影響を受け慕っている人たちがいっぱいいる。僕も感動し、涙した。こんな素晴らしい教育者がいたのか、この人に出会ってみたかった。家内は一緒に見ながら「こんな人が保護司やカウンセラーになったらいいね。」と言っていたが、僕の至らざるところを突いて言っているようだ。この先生は、最後のホームルームで「気力」という言葉を生徒に送っている。彼曰く「気力とはあきらめないこと、野球に例えると、リードされ何点取られていようと9回裏2アウトランナー無しでも絶対にあきらめず立ち向かってゆく、この気持ちを忘れるな」と。

 いま高林先生は、僕にこの言葉をくれたような気持ちになった。いま僕はリードされて9回裏2アウトの場面に立っている。しかしここで「もうあかん」と思ったら終わりだ。高林先生のように絶対にあきらめない気力を持って戦わねばと心に誓うものである。

 時事通信社のアンケート調査結果に驚いた。麻生内閣の支持率16,7%に急落。第2次補正、過去最高額の政府予算など景気対策の取り組みもそんなに悪いとは思えないのに。与党内のゴタゴタ、ギスギスしている状態から麻生さんの指導力の無さを感じるのだろうか。

 勝間和代さんというスーパーウーマンがテレビで「日本の未来は明るい」というテーマで3つのことをはなしていた。

一つ、エネルギー・地球環境分野で日本は世界中で優位に立てる可能性を持っている。二つ、高齢化イコール不幸という風潮がある、高齢者を敬う社会にして高齢者が安心してお金を使えるようにすれば日本はまだまだ潜在力がある。三つ、ポスト資本主義時代がやってくる。国民負担率からみても欧米型ではない日本型の国づくりが良い。この女性のおっしゃることに共感した。

暗い世相からオサラバして勝間さんのいう明るい国づくりができるように早くしたいものだ。果たして麻生政権がどうなることやら解散の時期とも絡んでくるのでつらいねえ。自民党の失点が、結果として民主党を利することになっている。

 大阪府の橋下知事は、凄い人だ。全国学力テストの結果を公表しない文科省に対しバカといい、市町村別の公表に踏み切った彼に拍手を送りたい。データを公表しないならなんのために学力テストをしたのか?文科省の秘密主義を支持する専門家検討会議は「成績の良くない学校にレッテルを張られる」という意見が多かったというが、これも悪平等主義の教育を進めてきた日教組に迎合しているのではないか。過度な競争を煽ってはいけないが他の人と比較して自分がどの位置に立っているかを自覚させることは大事な教育だ。携帯電話を小中学生に持たせない方針を打ち出したことも、わたしは大賛成、断固橋下知事を支持する一人である。奈良県も見習って欲しい。