Archive for 11月, 2008

 奈良町で世界一おいしい(と僕が思っている)うどん屋さんを営んでいる玉置君[同級生]の奥さんが亡くなったという連絡をいただいた。藤原君から聞いたとき一瞬耳を疑った。玉置君は奥さんと仲良くいつも一緒にお店を切り盛りし、奥さんも美人でいつも明るい笑顔で僕たちを迎えてくれる人だった。お通夜と葬儀に参列、涙をこらえている彼の姿が痛々しかった。奥さんは昭和22年生まれの62歳だという。日頃から心臓が弱かったとか、急に亡くなられたと言う。出棺の前のお別れにぼくもお花を入れさせていただき亡骸に合掌した。三人の頼もしいご子息と六人のお孫さんを残されたが、次男の方が亡骸に向かって「おかあさん、ありがとう!」と叫んで号泣されたのには思わずみな貰い泣き。僕も涙しながら玉置君に「めげないで」というのが精一杯だった。玉置君の姿を見ながら「もしも僕が彼のような立場になったらどうなることだろう。日頃から嫁さんを大事にしておかないと」と殊勝な気持ちにかられた。玉置君がいい奴だけに気の毒で気の毒で・・・・・奥さんの供養に彼のお店で忘年会でもするかな。

 昨日第31回目の寧楽文化講座が開かれ、その中身は「山之辺の道・北道を考える」シンポジュームだった。青山茂[帝塚山短大名誉教授]・近江昌司[天理大名誉教授]・水野正好[奈良大名誉教授]らが登場され実に興味深いはなしをされた。印象に残ったのは「山之辺の道」と「かみつ道」は邪馬台国が大和神社のあたりにあったころの幹線道路で幅18メートルもあったという。当時車もない、牛か馬が車を引いていたか人が歩くだけなのにどうして幅18メートルもの道を作ったのか不思議でならない。

 全国で奈良県はいま道路改良率・整備率ともに43か44番目をウロチョロしているというに古代では日本一の国道が走っていたのだ。道路特定財源の使い道が議論されているが地域地域で優先すべき課題が違うのだから麻生さんの言うとおり地方に任せるべきだ。

国籍法改正は慎重に

11月 23rd, 2008

  国籍法第3条第1項が、出生後日本国民である父に認知された子は、父母が婚姻した場合のみ届出によって日本国籍を取得することが出来るとしているのは、憲法第14条に反するとの最高裁判決(平成二十年六月4日)があったことにかんがみ、父母が婚姻していない子にも届け出による日本国籍の取得を可能とすることなどを内容とする国籍法改正法案が国会で審議されている。自民、民主、公明各党が賛成し成立する見込みだという。

 しかしわたくしは、不安な点が解消されていないからもっと慎重であるべきだtと思う。家族とはなにかや日本人のアイデンティティーを問う重要な問題をはらんでいる。日本人男性に認知してもらうだけで婚姻関係のない外国人女性との間にできた子供に対しても日本国籍を与えることができるわけで非常に危険だ。

国会で付帯決議がつけられたがまだまだ甘いし、偽装認知に対する罰則も甘く抑止効果が期待できない。ドイツでは、「父親の認知宣言と母親の同意だけで父子関係の認知が可能である」ことからこれを悪用するケースが多く認知無効に出来る法律が最近出来たそうだ。

 最高裁判決が出たからと言って慌てて不備な法律を作っては国益を損ねるというものだ。議席があれば主張できるのに残念でならない。

 麻生さんもしゃべりすぎるし失言や充分根回しをしないで先走り発言が政治不信を加速させているように思う。特に「医者は社会的常識を欠いている人が多い」といった言葉はあまりにも軽率だ。ご本人は医師会長さんの抗議に言葉を撤回したいと言ったそうだがそれだけでチャラとはいかない。麻生さんの人気もますます下がってゆくのではないか。選挙を戦う者の身になってほしいよ。自民と民主がガップリ組み合ってどのような国づくりを目指しているのかお互いまともな議論を聞かせて欲しいと願っているのにつまらないことばかり国民の目や耳に入ってくる。野党も国会を組合の順法闘争の場と考えているらしい。全く次元の低い政治が続いている。派遣社員が首を切られ泣いている、中小企業が貸し渋りや貸しはがしにおののいている、国民の多くがこれからこの国がどうなるのかと不安におびえているというのにいまの政治家わかっているのか???

 それにしても、厚生労働省の幹部を狙ったと思われるテロ、犯人は断じて許せない。だけど政治不信・役人不信が根底にあるとすれば社会全体の問題として捉えなければならない。

学生時代が蘇る行事

11月 17th, 2008

 大学時代のボート部OB会の総会・卒業生の送別会に出席した。現役の諸君の元気よさに感心、卒業生もわれわれの卒業した頃とは随分違ってスマート、そろいのブレザーにそろいのネクタイ、そしてどの学年にも2人から5人の可愛い女子マネージャーがいる。僕は乾杯の挨拶の役目、先輩や後輩と話していたら「麻生さんの定額給付金はあかん、あんな政策は止めたほうがええ。」という人が多いのに驚いた。また民主党の小沢代表の不人気も相当なもの「あいつは信用できん。」というひとが多かった。

 奈良高校創立80周年事業の行事として宝相華会(OB会)主催の物故者供養の催しが行われた。他界された方の懐かしい名前がいっぱいでてきてお世話になった先輩・恩師の思い出に浸ることができた。河合武男先輩・近東弘七先輩・田村敏夫先生・小林喬県議など個人的にもお世話になった恩人だ。奈良高校に35年間在職された田村敏夫先生の奥様もご参列で嬉しかった。おそらく90歳を超えておられることだろう。奈良高校を卒業して良かったと思えるようないい会であった。