昨日の産経新聞の正論欄に、イージス艦衝突事件について西尾幹二先生のご意見が出ていた。「日本以外の世界各国において、民間の船舶は軍艦に対し、外国の軍艦に対しても、進路を譲るなど表敬の態度を示す。日本だけは民間の船がさして気を使わない。誇らしい自国の軍隊ではなくどうせガードマンだという自衛隊軽視の戦後特有の感情が今も災いしているからである。」「自衛隊が日本人の愛国心の中核になりえず、米軍の一翼を担う補完部隊に過ぎないことを国民は見抜き、根本的な不安を抱いているからである。」と。
わたしも、非常事態に備えなければならない軍艦の周辺を民間の小さな船がウヨウヨ航行している状態になんの違和感も持たないことでいいのだろうかと思っていただけに、外国ではやっぱり違うんだと知って納得がいく気持ちになった。今の国内の議論は救急車と一般の車を対等に扱うような話だ。こんなことをいうと「官尊民卑」などと言い出す人が出てくるかもしれないが、わたしは違うと思う。戦後の日本が国防と言う問題を軽視し自衛隊を軍隊とみてこなかったことが今回の衝突事件にもつながっている。国防はアメリカ任せ、経済にのみ専念してきた日本の平和ボケの姿が「自衛隊が悪い、防衛大臣は辞任しろ」などとわめきたてている国会を生んでいるのだ.。防戦一方の政府もダラシがないぞ。
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防衛協会奈良支部主催の講演会に参加、「安全保障環境の変化とわが国の防衛」というテーマで大和郡山市出身の元陸将、大久保博一氏がわが国の防衛政策の根幹に関わる中身の濃い話をしてくださった。
「国防、安全保障の問題をアメリカに依存したまま60年過ごしてきたが、日本国民皆が自存意識に目覚めないといけない。中国をはじめ日本を取り巻く北東アジアの脅威・環境変化に対応できていないこと、防衛に対するわが国の法的枠組みの非現実性(自衛隊が軍隊として認められていない、交戦権が容認されていない等)などを考えると実に心配だ。アメリカとの同盟関係を密にしながらも集団的安全保障への道を進みアジア太平洋の安全保障にも積極的に関わっていくことが日本の防衛にもつながる。」というような中身であった。なるほどと思うことが多かった。台湾の将来と中国の関係についてアメリカがどういう姿勢をとるか質問したが、「中国は共産主義の国であり日本や台湾を見限ってアメリカが中国と仲良くすることはないだろう。アメリカの対中国政策は「囲い込み」から「協調」と両用で付き合い、あくまでアメリカ優位は貫くだろう」とのことだった。
政治家の不作為についても批判されたがわたしも同感、現職のときから久しぶりに会っていい話を聞き嬉しかった。
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サブプライム問題による株価急落、原油高などで世界経済の先行きが怪しくなってきた。日本経済も深刻になりつつある。東京日帰りしてきたが、ちっともいい話がなかった。政治もガソリン税がどうなるか目が離せない。与野党の攻防が激化し最後どういう結論になるのかまだみえてこない。格差問題をさらに深刻にしそうだ。寒い北海道や東北地方など、そして田舎に行くほどガソリン・灯油の値上がりの影響を受けるからだ。貿易赤字や財政赤字を抱えるアメリカの経済がどうなるのか、ブッシュ大統領が発表した緊急経済対策もあまり効果があるとはいえないようだ。日本経済はアメリカの影響を受けやすいから国会で早く20年度の国家予算を早く成立させ実行に移してゆくことが当面急がれる。政治家は今こそ困っている人たちを助けなければならない。
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今日の夕刊紙に、学研グループが国内向けに発売する地球儀が中国政府からの圧力を受けて、台湾を単なる「台湾島」と表記しているという記事があり、怒りがこみ上げてきた。中国の工場で生産しているため中国政府の指示に従わざるを得なかったと釈明しているようだが、商売のためには国益を犠牲にしてもいいという根性が許せない。中国の圧力に対し、それをはねかえす日本企業としての毅然とした姿勢が欲しいものだ。台湾は日本と非常に緊密な関係にある自由主義国だし、日本の国益を考えると「台湾は不可分の領土の一部」と主張する共産中国に同調すべきではない。台湾の主権侵害に日本が加担してはならない。そもそも日本の対中国外交の腰が据わっていないからこんなことになるんだ。
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年が明けて本格的に今日からなにもかも動き出した。高ノ原での街頭演説、新年のあいさつ回り、東大寺の修正会、そして県政記者クラブへ挨拶にゆくとテレビカメラと記者がズラリ、こんなことは久しぶりなのでビックリ。わたしが出馬表明をするというのでこういうことになったらしい。「2年半前の総選挙は自民党の公認をもらい改革改革と叫んでおれば誰でも当選できた、僕たち郵政反対組はまるで罪人扱い、でも今多くの国民がなぜわたくしたちが郵政法案に反対したのかをようやく理解していただけるようになってきた。小泉改革を見直すときにきている、いまこそ僕等の出番だと思っている。自民党に復党して必ず復帰を果たしたい。」と挨拶した。記者の関心は僕が復党できなくても出馬するのかどうかにあったようだ。「後援会の皆さんと相談して決めたい。政界再編の動きも見てゆきたい。」と答えておいた。それにしても自民党には厳しい風が吹いているなあ。
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