G8サミットの評価はどうか?


最近の私7日から北海道の洞爺湖で開かれているサミットは日本が議長国だけに関心が高まっている。同時にいま地球規模で起こっている経済の低迷・地球温暖化問題・食糧危機・エネルギー確保・人口問題などに明るい見通しが立つような前進が期待できるのかどうか、世界中が注目していると言っていいと思う。

 温暖化対策では、なんとか米国の同意を取り付けることができたが中国・インドなどの新興国のスタンスが定まっていないようだ。温室効果ガスを2050年までに半減させるという長期目標をめぐってようやくG8合意を発表できたことは前進だが、福田総理のいうように「次なるステップへの基礎固め」に過ぎない。

 Fuel・Food・Financeという3F危機についてG8首脳は深刻な試練と捕らえ強い懸念を表明したと報道されたが即効性のある対策が打ち出されたわけではない。しかし、食糧・エネルギーの輸出国ロシアが小麦などにかけていた輸出関税をサミット直前に撤廃し、特別声明に「輸出規制の撤廃」を盛ることができたし、バイオ燃料推進国であるアメリカも食糧との競合批判を受けて「食糧安全保障との両立に合意したことは、サミットの重しの存在を感じる。G8の首脳はキャビアやウニなど最高級のご馳走を食べながら果たして途上国の飢えにあえぐ苦しみを理解できるのかという批判記事を見たものの、G8サミットの意義はあったように思う、しかし国々の利害を乗り越える困難さを一層感じるサミットでもあった。