トランプショック


アメリカの次期大統領がトランプさんに決まったことで、世界中が大騒ぎしているように見える。
私も含めほとんどの人が予測できなかったことではあるが、じっと考えてみるとそれだけ既成秩序への反発や今の民主党政治への飽きがこういう結果につながったのだろう。そして、総得票数はクリントン氏の方が多いのに代議員数では負けた結果を見ると、各州毎の勝者が代議員を総取りしていくという選挙制度になにか割り切れないものを感じる。
政治家としては全くの素人、選挙中の発言は暴言だらけで泡沫候補と言われていた人が次期大統領とは、アメリカも不可解な国だ。いまから
日米同盟についてのスタンスとアメリカ軍の駐留経費問題、TPPなど自由貿易を拒否し本当に保護主義的色彩を強めようとするのかなど我が国への影響も気になるところだが、徐々にトランプ氏の姿勢が明らかになってくるだろう。私はそう心配しなくていいのではないかと思っている。スタッフに優秀な人たちが入ってくるだろう。そして、彼はビジネスで成功している人であり、選挙キャンペーンは別、落としどころを心得ているのではないか、まして、オバマ大統領と違って議会は両院とも共和党が多数を占めていることを考えると政策課題の進捗はスピーディーになってくる。まずは、17日のトランプ安倍会談に期待し、日米関係がより強固なものになることを望みたい。
 だけど、今回の大統領選挙を振り返って思うのは、予備選挙から民主党・共和党双方ともに大接戦だったのはなぜか、アメリカという国が白人の人口が相対的に減ってヒスパニックや黒人が増えていること、裕福な一握りと貧困層の較差が益々大きくなり現状に不満を持っている人たちが多いことだ。
 岡本行夫さんによると、世界の多くの国が内向きになり、まさに漂流状態だという。いろんな国で資本主義が行きづまってきているようにみえる。アメリカが今後ロシアや中国とどう付き合おうとしているのか、我が国にとってもここが大事なところだと思う。 
それにしても、アメリカの次期大統領はあまり品のいい人物でないことは世界中に知れ渡った。韓国でもトップが危機にさらされているが、偉くなったら
大変だ(笑)。

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