税金を使うことの重さ


「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される。家族は互いに助け合わなければならない。」これは、自民党憲法改正草案の一部である。
先日民進党の蓮舫代表がこの条文にかみついて「戦前の家の制度を復活させようとしている」とか「介護や育児を家族に押し付けようとしている」などと批判しているのを運転しながら聞いて驚いた。
 翌日の新聞を読むと、蓮舫代表の懸念は当然だというような論調もあり、また驚いた。
 家族が助け合うのは当たり前、できないところを共助、公助と社会の仕組みに頼ってゆくというこれが自然の形であり、戦後の家族より個人を優先する生き方が社会をゆがめてきているのではないのか。自民党の案だからいいというのではなく、家族の絆や社会の連帯意識が希薄になってきている今の日本の姿を見ていると、蓮舫代表の考えに組みすることはできない。
 昔はお年寄りを老人ホームへ入れると恥ずかしいという意識があったし、税金のおカネを使わせていただくことに引け目を感じる風潮があった。古いことを言うなとお