近況報告

東大寺二月堂のお水取りが済んで彼岸となるとやはり少しずつ春到来の足音を感じる。奈良市内とはいえ都祁はまだ寒いが、蕗の薹が顔を出し、リスがときおりかわいいシッポをふりふり走り去ってゆく。

私は年金暮らしの身とはいえ、JR奈良駅近くのマンションと都祁の家を毎日のように往復し農作業などに汗をながしつつ、自分が関係している団体の会議やセミナーにも積極的に出ているから結構忙しい。過日は、家内に付き合って能登の「ランプの宿」に泊まり「輪島の朝市」で買い物をして海の幸を満喫した。暇を見つけては絵筆もとり、3月25日からはじまる高校OB展に出す作品(油絵20号)をようやく仕上げた。

都祁の畑では、柿の苗木を15本買ってきて雪が舞う中一人で植えた。長く伸びた草を刈り、直径50センチ、深さ50センチくらいの穴を掘って苦土石灰をまぶし苗を植え埋め戻す作業だが、15か所は結構きつかった。24日は10人程でジャガイモの植え付けだ。29日は都祁地域の「日の出マーケット」に加わってシイタケの菌打ちやチェーンソーアートのデモをやることになっている。手伝ってくださる皆さんのお気持ちがありがたい。

先日、一年半ぶりに人間ドックで検査を受けた。3キロくらい体重を減らしなさいと言われただけで精密検査を要する点は無いとのこと。飲まなければならない薬はいまのところゼロ、この体をくれた両親に感謝している。