安倍総理が就任１年になったのを期して靖国神社に参拝され談話を出された。私はこのニュースを聞いて、独立国家の指導者として至極当然のことをなさっただけだと思っている。国内にも反対する人たちのいることも承知しているし、なにをこの時期に中国や韓国との関係を一層悪化させるだけではないかという人達もいることはわかっている。
しかし、国家の指導者が国家のために命を落とした人たちに感謝のまことを捧げるのは当然のことで、韓国や中国の反対で政治問題化したり外交が行き詰まったりしていることが異常なのだ。しかも先の大戦から７０年近く経って戦後の日本の平和主義に徹した歩みをみれば普通の国なら理解してくれるはずだ。中国と韓国だけは日中・日韓の歴史を改ざんし、反日感情を煽り立てることによって国家体制を維持しようとしているにすぎない。安倍総理の談話は実によくできていると思うし、まさに不戦の誓いであり、今後の日本の歩むべき道を示している。
靖国神社にはＡ級戦犯が合祀されているから「総理の靖国参拝は侵略戦争を美化するものだ」という議論も全く間違っている。誰がＡ級戦犯なるものを決めたのか、日本の法律のどこを捜しても「戦犯」などない。アメリカなど戦争の勝者が占領政策のなかで日本だけが悪かったと東京裁判で決めつけ勝手に「平和に対する罪」などと事後法でっちあげ当時の指導者を断罪したものだ。私は、好戦論者でもないし戦争中日本は全く悪いことはしなかったなどというつもりはないが、日本だけいつまでたっても謝り続けなければならないのはおかしいではないか。同盟国アメリカまで安倍総理の行動を批判するのは中国・韓国との外交バランス上のパフォーマンスだろうがオバマ政権もだらしがない。