神様の思し召し

遂に奈良市長選出馬の決断をした。5月2日に自民党から「もう森岡さんしかいないので頼む」と出馬要請があって今日までずいぶん悩んできたが、神様が「お前はまだ働き足りない。最後のご奉公だと思って奈良市のために決断しろ」と言われたような気がした。皆さんから「その歳では無理ではないか」という厳しい声や逆に温かいお励ましの言葉をたくさんいただいている。私でないと務まらないなどと自惚れる気持ちはさらさらないが、候補者を立てられないというのを見て見ぬふりをするわけにもいかない。

「県都である奈良市がいまのままでいいのか、懸案の課題が先送りばかり」、「他の出馬予定者は、現自民党政権に対し反対ないし不明の立場をとっている人ばかりで、国や県と連携しながら市の運営をしていこうとする人は誰もいない」、「確かに若いことはいいことだろうが、若いだけではダメだということがこの4年間で証明されたではないか、それよりも経験とかそれを踏まえた判断力が大事な時をむかえているのではないか」などと思う。

家族は息子も含めて皆出馬に反対だという。家内の気持ちも痛いほどわかるが、神様の思し召しだと思って夫の決断を許してほしい。私の人生(ちっぽけだけど)を賭けた戦いが始まる。