安倍新政権の誕生で日本はどうなる?

自民党の圧勝選挙を受けて本日安倍新内閣が誕生した。党幹部や閣僚の顔ぶれを見て感じることは、安倍カラーがよく出ているのと、民主党政権とは格段に人材の厚さが違い自民党には能力のある人が多いことがよくわかる。「強い経済なくして日本の再生はない」と言い続ける安倍総理の声が早くも日本の株式市場を揺るがし、デフレと円高から脱却できそうな勢いを感じる。他方、世界同時不況のなかで、日本に資金が大量に流れ込み、また大型バブル現象が起こるのではという見方もある。「政治は誰がやったって同じよ」という人がいるが、それは間違いだ。その証拠にこの3年余りの民主党政権で確実に日本の政治は劣化し、あらゆるところからほころびが見えてきた。安倍政権の誕生でこれから日本がどう変わるのか楽しみであり、心配でもある。

先日、NHKスペシャル「どうする日本、新政権に聞く」で自民の石破幹事長と公明の山口代表では原発エネルギー対策や憲法改正問題では相当トーンの違いを感じた。タッグを組む与党としてどのようにこれを克服してゆくのか、そして半年後に迫る参議院選擧に勝てるかどうか、諸課題が山積する中安倍政権の前途にはいろんな試練が待ち構えている。

新政権誕生の本日、一庶民である私は、家族に連れられ天橋立の蟹食いツアーに参加、雪の天橋立ででっかい松葉ガニを一杯ご馳走になってきた。何十年ぶりにみた天橋立は寒さに震えているようにみえた。

ロープウエーに乗って展望台に立つ。後ろが天橋立