自民党の代表選挙で希望が見えてきた

  自民党の代表選挙で安倍さんが勝ったというものの、党員票の55%を取って一回目の投票で一位となった石破さんとの決戦投票となったから(民主党の代表選挙と違って)見ごたえがあった。中国や韓国との領土問題が大きな政治課題として浮かび上がっていることが安倍さんや石破さんへの期待感につながったことも大きいだろう。そして、自民党の長老と言われる人達のコントロールが効かなくなったことや派閥の力がなくなってきたことが自民党の将来に少し希望が見えてきたような気がする。次の総選挙の結果、自民党が第一党になることはほぼ間違いないだろうから、しっかりした歴史観や国家觀を持つ安倍さんや石破さんの力で日本国の建て直しをやっていただきたい。民主党政権でガタガタにされた国の土台を作り直すことだ。

 安倍さんは、命がけで日米安保の改定をやった岸元総理の孫だから、その気概で憲法改正と取り組んでもらいたい。また、屋山太郎氏が「原発ゼロなんて非武装中立と同じで野田総理は出来もしないことを言っている」と言っていたが、私も同感だ。さらに、石破さんが「農業は根本から変えなければいけない」と言っていることに期待したい。

 そして、教育改革は維新の会の橋下代表が取り組んでいる日教組対策を見習って連携すればよい。経済政策もまずデフレからの脱却を第一に考えて手を打つことだ。いずれにしても口先ばかりの政治に国民は大きな不満を抱いていることを忘れないで欲しい。