山谷えり子参議院議員からの電話

 本日(8月20日)、山谷えり子参議院議員から私の携帯に電話が入った。「森岡先生からお預かりしています領土議連の報告です。」ということだった。議員を務めていたとき、竹島や尖閣問題を憂慮し同志の議員に呼びかけ超党派で『日本の領土を守るため行動する議員連盟』を立ち上げ、初代会長が私だった。当時、海上保安庁のジェット機に乗って尖閣諸島と中国がガス田開発をやっている東シナ海を上空から視察し、このまま放置していると中国に盗られてしまうという危機意識を強く持ったのだが、私が落選し、後を山谷さんが会長として議連を引っ張ってくれている。

 ご案内のように尖閣諸島周辺が騒がしくなっており、日本人ならば誰しも中国の盗人猛々しい行為を腹立たしく思っているだろうが、山谷さん率いる領土議連も尖閣周辺の慰霊祭に加わって、地方議員らが魚釣島に10人上陸したニュースを聞き私も熱くなっていた。中国人が不法上陸したのに強制送還され、日本の領土に日本人が上陸して「軽犯罪法に触れる疑いあり」とはなんということだ。山谷さんは「森岡先生がこの領土議連を作ってくださっていたからほんとに良かった。このたびの慰霊祭には神社庁や沖縄の人達も協力的だし、民主党の保守系国会議員も支持してくれている。日本人が日本の領土に上陸することを許可しないなんてほんとにおかしい」と言っていた。前会長の私にまで律儀に報告してくれる細やかさはさすがに女性だなと思った。「更にご活躍ください」と言って電話を切ったが、自分が今も議員だったら、魚釣島に上陸していたかもしれないなと思った。