国の将来を憂う森岡正宏のひとりごと

  最近の李明博韓国大統領の振る舞いや、中国の尖閣諸島をめぐる動向は許せない。「平和憲法」にしばられて何も手出しできない日本を舐めてかかっている。魚釣島に上陸した中国人を明日にも強制送還すると報じられているが、とんでもない。日本に留め置いて裁判にかけるべきだ。中国からギャアギャア行ってくるだろうが中国の理不尽な動きを国際社会にもっと知らせたほうが良い。直ぐに返してしまうと、ますます日本は舐められ次々とエスカレートし中国の思うつぼだ。

 昨晩NHKの「君が代条例の波紋」という番組を見て、またもやNHKの左翼偏向ぶりにガッカリした。橋下大阪市長が決めた「卒業式や入学式に教職員が起立して君が代を斉唱しなければならない」とする職務命令が軍国主義教育復活ではないかとか、平成11年に国会で成立した「国旗国歌法」の議論が不十分で国民が納得していないのに拙速だったなどと学者の口から言わせている。教組の人間が「学校の自由がなくなってきているとか、管理や強制が強まってきている」というのもけしからん話だ。教師は一定の管理や強制の範囲内で文部省が定めた学習指導要領にのっとって教えなければならない。よりよき日本人を育てるのが教育の目的であり国籍不明の人間を作るのが目的ではない。国家意識が希薄になっているのもおかしな教育のせいだ。イギリスのユニオンジャックの旗を見ればよい。何世紀にもわたって過酷な植民地政策や侵略を繰り返したにもかかわらず、子供たちには国旗に対して敬意をはらわせている。日本のように公共のメディアまでが軍国主義の復活だなどと煽るようでは話にならない。日本国民としての誇りや国を守ることの大切さを子供たちに教えないと日本の国は、中国や韓国の餌食になってしまうと心配しているのはわたしだけではあるまい。