庶民の気持ちのわかる政治家が欲しい

  先日私の秘書を務めてくれていた尾形賢君が京都府議会議員選挙で見事な得票をいただき再選を果たした。今日は25歳になったばかりの堀川力(ほりかわつとむ)君が大和郡山市の市議選に出陣した。奥野誠亮先生の「一の子分」と公言していた堀川太郎県議の孫であるだけに、風貌といい、人付き合いのマメさなどおじいさんを彷彿とさせる。私は奥野先生の秘書時代おじいさんによくしていただき、そのご縁で力君は私の事務所でしばらく働いてくれた人だからなんとしても初陣を果たしてもらいたいと思う。出陣式には大勢のひとが駆けつけ、彼は感激のあまり涙しながら挨拶していたが、その姿が初々しくて良かった。おじいさんは飾るところがなく庶民のこころがわかる人、情に厚い人だった。力君もそのDNAを引き継いでいるからきっと精進してりっぱな地方政治家として活躍してくれることだろう。久しぶりに出陣式に出て興奮した。

 テレビで政治討論を聞いていると、東北の人達が避難生活で難渋し原発におびえておられるというのに、与党は菅総理の防戦一方、野党は菅政権の足をひっぱり早く辞任させようと攻撃ばかり、全く見苦しい。お粗末な政権ではあるが総理がダメでも一致団結、協力しようという気持ちが伝わってこないし、建設的な意見もない。東北の人達が大勢泣いているときに政争していてどうするんだ。庶民の気持ちのわかる政治家はいないのか?