当選同期の会で

  先日、自民党の2000年初当選衆議院議員同期の会に案内をいただき私も出席、久しぶりに会う人が多く嬉しかったが、顔を見て当選組か落選組かわからないほど昨年の選挙での落選者が多かった。私と同じく引退を決めた人はわずかでほとんどがリベンジを誓ってがんばっているようだった。谷垣総裁が気を使って挨拶にこられたので私は「民主党政権がこんなにだらしがないのに自民党の支持率が上がらないのはどうしてでしょうか?国民は自民党はあまり変わっていないと感じているのではないでしょうか。生まれ変わった姿を見せるために何をすればよいのか、民主党は鳩山が辞めるといってウソをついたり小沢問題で揺れているいま、先手を打って自民党の総理大臣経験者に全部議員を辞めてもらう、古い顔に牛耳られている姿にストップをかけることが1番だと思いますよ、私のような落選した者が生意気なことを言って悪いですが、・・・・」と申し上げた。谷垣さんらしく「元総理と言われる人達も外交問題など人脈を生かして働いてもらわねばならない場面がたくさんありますからねえ。」と返されたが、同期の議員が耳元で「森岡さんの言うとおりだ。選挙区の候補者を決める問題にしても古い派閥の領袖クラスが牽制しあってウンといわないからおかしくなってるところがいっぱいある。谷垣さんだってやりにくいよなあ。」とささやいた。そして同期の仲間たちは「民主党政治がここまでダメだと思わなかった」とか、「このままじゃ日本が溶けてなくなるよ」と言っていた。

 県庁へ行ったついでに初めて屋上に上がった。観光客がたくさん一緒に上がっていたが、紅葉が進みつつある奈良市周辺の様子が四方一望できて素晴らしかった。特に若草山・東大寺・奈良公園などが眼前に迫る東の景色はまさに奈良で一番だと思った。もっと早くから多くの人に知ってもらうサービスをすればよかったのに・・・・偶然書類審査の待ち時間に登っただけだったが、感激した。