髪を短く切りました

 先日多くの人達に政界引退の挨拶文を送らせていただいたので毎日いろんな方々からお手紙、メールなどをもらう。落第生の政治家であったのに温かいお言葉、もっと頑張れなどという言葉をいただくとしみじみありがたいことだと思う。

 「近年の自民党政治があまりにもお粗末であったために民主党が勝ちましたが彼らもまた能力の準備が出来ていませんでした。」

「森岡さんとは言葉を交わしたこともありませんが、私と主人いつも応援させてもらっておりました。たった一人近鉄駅前で演説されていたときも陰に隠れて聞かせてもらっておりました。この人こそが真の政治家だと思いました。」

「ご決断は残念ですが新しい分野でのご活躍をお祈りしております。」

「自民党にこだわらず新しい政治勢力の中で政治家としてもっと活動を続けて欲しいです。諦めるのは早すぎます。」

「引退される政治家の方からお便りをいただくなんて76年の生涯で初めてです。文面読み感動ばかりです。」などなど・・・・・・

 ほんの一部の紹介ですが、みんなみんな頭が下がります。

 同期の衆議院議員も「森岡先生と出合ったことで政治をやる者の心構えは私心を捨てて皆さんのために働く、国民の幸せを築くための哲学を持つ、この2つを教えていただきました。」と過分な言葉を寄せてくださった。尊敬する平沼赳夫先生はいつも自筆の葉書きをくださる。いわく「お手紙をいただきご引退とのこと残念でなりません。ご上京の折は是非お立ち寄りください。」とあった。またお目にかかりたいものだ。

 今日床屋さんへ行って髪を1センチくらいに短くしてもらった。白いものが目立つ頭をサッパリさせて心機一転これからまた頑張るんだという思いで、バッサリやってもらった。体育会生活に没頭していた学生時代以来何十年ぶり?の頭だ。家内は「みんなに聞かれたら失恋したからだと言っておいたらいいわよ」と言う。