犬の遠吠え?

 最近暇になったというより自分で時間をコントロールできるようになったおかげで、好きなことができる。勉強のために積極的に講演を聴きに行ったりもする。

 先日県主催の「奈良の元気な森林づくりシンポジウム」に参加し、森林ジャーナリスト、上北山村で間伐材を山からだしている人、里山づくりと取り組んでいる人、県野外活動センターの職員、森林環境教育と取り組んでいる教師、林業に特別の思いを持っておられる十津川村の村長さんなどの考えや体験を聞くことができた。それぞれの立場で森林を生かそうと努力しておられる気持ちが伝わってきて良かったし勉強にもなった。子供たちになぜ間伐が要るかを教えることや特に宿泊体験教育の必要性など、自分もそんなことをやりたいと思っているだけに参考になった。

 昨日は社会福祉の現場で経営者として活動されている方のお話を聴くことが出来た。日本の少子高齢型のいびつな人口構成がますます深刻になってくる、2050年には、新生児が60万人しか居なくて100歳以上の方が50万人になる[今は約4万人]そして世代のピークは80歳になろうという。民主党政権のように後期高齢者医療制度は廃止、障害者自立支援法も見直し、代替の策を決めないで国民におもね子供手当てのようにバラマキばかりやっていていいのか、事業仕分けと称する予算カットも国民にわかりやすいというもののまるで公開処刑、民間委員も民主党支持者ばかり集めてやっている。私が一番不満なのは、官僚支配からの脱却といいながら組合のいやがる公務員給与にメスを入れられないことだ。普天間基地移設問題も暗礁に乗り上げアメリカの圧力が強くなっている。日本の株式市場から外人がどんどん撤退しているという。先行き暗い日本の将来、なんたることか。