自民党は立党の精神に立ち返れ!

 先週の土曜日は久しぶりに都祁の家で泊まり家内とゆっくり休みをとることができた。都祁は空気も美味しいし涼しくてさわやか、庭の草むしりをしながら、あの激しい選挙戦がウソのようだと思った。今日もお世話になった皆様に挨拶回り、「あんたは運が悪いなあ。逆風のときばかり選挙してるなあ」とか「これからどうするねん、もう一回がんばりや。あんたは国会で働く男なんやから」などと励ましてくれる。「これ以上選挙したら嫁さんに離婚や言われますがな」と言って返す。今回の選挙結果で、民主党候補の当選率93%、自民党の場合は36%、新人の当選者は民主党143人、自民党はたったの1人だという。NHKの投票した人の意識調査で66%が自民党政治に不満だから民主党に入れたと応えているという。政権交代に期待した人は21%であった。自民党の再生に期待している人も65%いるという。まだ国民は自民党を見捨てていない証拠だ。

 連立政権のなかで社民党がキャスティングボートを握るようなことになれば、健全保守とは程遠い国になっていく。日本丸はどこへゆく?自民党は立党の精神に立ち返り一から出直す気概をもって生まれ変わることだ。