変えたらいいという今の風潮から抜け出さねば

 昨日から奈良市の市長選挙と市議会議員選挙が始まっている。民主党は名も無い33歳の若者を引っ張り出して毎日のように民主党幹部を応援に繰り出している。首長選挙は本来政党対決の選挙ではないはずだ。党を選ぶのではなく人物を選ぶべきだ。ところが、民主党はなりふり構わず党が全面に出て人物はどうでも良いような選挙をやっている。民主の追い風に乗せて勝ちさえすればいいという感じがする。しかも、ハコモノ行政を止めるという。奈良市はいまゴミ焼却場の移転問題や火葬場改築問題が待ったなしの状態である。また先送りさせるのか。また、民主党の手足は自治労、日教組という労働組合だ。行政のムダ零というが選挙で世話になってる労働組合の意向に反して賃金をカットしたり人員削減などできる訳がない。「しがらみのない政治」と口ではいうものの労働組合のしがらみにどっぷり浸かっているのが民主党ではないか。とにかく変えたらいいという今の風潮にハドメをかけねば日本も奈良市も危ない。