民主党は派遣社員の味方ではない

先日はトヨタやダイハツで期間工をしていた人の話を聞いた。「トヨタの正社員の組合は、連合の主要メンバーで、愛知県の民主党議員・候補者の重要組織票で政治献金・選挙運動の兵力になっている。期間工は全国から集まってくるので愛知県に住民票がなく票にも献金の対象にもならない。だからトヨタ労組は期間工が労組に入るのを拒否し民主党もそれを支持する。そして民主党は正社員とその組合の意をくんで決して期間工を救済・支援しようとしない。」
「ダイハツでは鋳物関連の仕事をしていた。冬でも灼熱地獄のような工場で一ヶ月で体重が85キロから73キロに減った。後でわかったことだがキツイ仕事、危険な仕事は期間工・派遣工にやらせ正社員にはさせないという労使協定があった。大企業の労働組合は企業の御用組合であり連合を通して民主党と癒着している。わたしの実体験から、民主党はあくまで正社員の味方であり非正規雇用労働者を護らないことを知った。」
 彼によれば、期間工や派遣工は本来民主党や社民党を支持するのがスジだが、多くは民主党を嫌っているというのだ。民主党や社民党が派遣社員の味方のような顔をしているのはポーズだけなのか?僕にも意外な話、非正規雇用労働者の味方になってあげなければと思う。