今上陛下年頭のお言葉から感じること

 今年は今上陛下ご即位二十年、ご結婚50年の節目です。お正月に出された年頭の感想で陛下は、最近の経済情勢に触れ「多くの人々が困難な状況に置かれていることに心が痛みます」とし「国民の英知を結集し、人々の絆を大切にしてお互いに助け合うことによって、この困難を乗り越えることを願っています」と綴られています。

 日本民族の英知とは、和の精神と助け合いの心が基本です。企業も非正規社員を路頭に迷わせるのではなく正社員の給料を一部カットしてでも住居くらいはしばらくの間提供したらどうか、マスコミも政治が悪い、行政が責任を果たしていないと批判ばかりしていてはダメだと思います。今の日本「自助・共助・公助」のバランスが壊れているのではないでしょうか。