尾上和彦氏のオペラ無事終える

 7日8日と二日で3公演、尾上和彦氏指揮のオペラ「源氏幻想」-(源氏物語千年紀事業)を無事終えることができた。わたしが代表を務めている「劇場空間in奈良」ー尾上オペラの応援団ーが主催しているだけに凄く心配していた。しかし皆さんのおかげで大勢の方々に観てもらうことができた。来年三月、宇治で行われる本公演に先駆けて正倉院展に合わせプレ公演として開催した。

 いまは亡き河合隼男文化庁長官にご相談したりして一昨年、奈良国立博物館本館地下でオペラ「藤戸」を上演、大変好評だった。今年は奈良国立博物館の仏教美術研究センターのホールを借りての公演、奈良大学の上野誠先生の素敵な解説付きで、わかりにくいストーリーをわかりやすくしてもらった。女性8人で演じてもらったが源氏物語らしい雰囲気がでていて良かった。

 でも人によってわかりにくかったという人もいたようだ。来週反省会をやるのでどんな総合評価となるのか楽しみだ。