秋祭りの宵宮

 雲ひとつない秋晴れの一日であった。秋祭りの宵宮に参加させてもらって日本の国はいいなと思った。産土の神を中心に地域の人たちが絆を強くしてゆく農耕民族の国柄を思い起こさせる。1500年前から続いている行事を守っているんだと聞いて尚更地域の氏子の方々に頭が下がる思いであった。

 夕方、西大寺でマイクをにぎっているといろんな人が声をかけてくれた。久しぶりに会った人、激励してくれる人、花束をくれるような女性までいて嬉しいことだ。「子供たちのために良い日本を作ってください。」といわれ、政治家はもっとしっかりしなければと思った。