カネにまみれた大分県佐伯市の教員採用試験

 おぞましいとはこういうことをいうのか?大分県で起こった教育汚職はまさに地獄だ。教育者が教員採用試験を歪め、採用者80名余のうち半数は不正な合格者だという。その見返りに教育委員会の幹部には多額の現金や商品券が渡っていたという。校長や教頭の子弟まで裏口合格者のようだ。そして汚職は教師の昇進人事にまで及んでいる。佐伯市の5つの学校で校長や教頭がいない事態となっている。いずれ詳細が明らかになるであろうが、子供たちを教育する立場にある人がこんなことで、なんと申し開きをするつもりだろうか?人をみちびく立場にある人の道徳や倫理觀がまるでなっていないのだから、こんな事件が起こって当たり前。日本の将来がますます暗くなってゆく。