街頭での出来事

 西大寺駅北口で夕方演説していたら、いつもと違った出来事が二件あった。一つは若くて(30歳代?)かわいらしい女性から「応援してます。がんばってください。」といって小さな花束をプレゼントされたことだ。街頭で花束をいただくなんて初めてのこと、嬉しくて嬉しくて、知らない人でもこうして応援してくれる人がいるんだと思うだけで舞い上がってしまった。

 もう一つは、これも女性(50歳代?)で私がしゃべり終えたとたん「あんたの話はワンパターンね。それじゃ感動を与えないね。」ときた。ドキッとしたが、「ワンパターンというのは具体的にいうとどういうことでしょうか?」と問いかえした。「通りいっぺんの話ではなく自分の考えをもっとはっきり言いなさいということよ。それにあれもこれもといろいろなことをしゃべろうとし過ぎよ。これだと共産党と変わらないじゃないの。」とピシャリ。「ハイ、どのように話せばいいかもう一度よく考えます。」と神妙に答えた。二言三言やりとりをして立ち去ろうとされるので握手を求めようと右手を差し出したらその手のひらをピシャリと叩かれた。「厳しいなあ。」と思わずつぶやくと「わたしは厳しいのよ。」と捨て台詞を残して彼女は去っていった。 

 帰って花瓶に花を挿しながらも、お叱りを受けた彼女の言葉が重くのしかかりもう少ししゃべり方や内容を考え直さなきゃと反省!