家庭教育再生フォーラムで講演

家庭教育再生フォーラムという場で講演させてもらった。私の教育論を述べろということだったので「戦後教育の見直しこそ日本再生の出発点」というタイトルで話した。敗戦、そしてアメリカの占領政策による影響が今日の日本に大きな影を落としていることを自覚して教育改革に取り組まなければならないと訴えた。教育基本法の改正とその問題点、日本人として自信と誇りを持って歩める子供を育てていかねばならないこともいろいろな例をあげながら申し上げた。

 一時間以上話してから質疑応答に入ったがこういう切り口の話は初めて聞いたという感じだった。現職の学校の先生が、文部科学省の姿勢がコロコロ変わること、過剰ともいえる仕事が教師を苦しめている、そして保護者のわがままなどについて言及された。また政治が悪いことを指摘する人もあった。IT化による有害情報がこどもに悪い影響を与えていること、性教育の問題点などに高い関心をもっておられるようだった。