雪の影響を受けた節分の日

第61回目の金剛葛城山下一周駅伝、わたしは主催者として挨拶をしなければならないので淡雪舞い散るなか早めに会場の御所に向かった。スタート会場の葛城公園は真っ白、でもはやくから準備をしているスタッフが動き回っていてコンディションは悪いが競技はできるものと思っていた。ところが御所市の課長から中止の連絡が入った。警察の判断で選手が走れたとしても車が危ないとのこと。一瞬、今日まで練習してきた選手がかわいそうとか、今日の大会のため多くの人たちが会議を重ねご苦労いただいたのに中止とはひどいと言う気がしたけれど安全を盾に言われるとやむをえない。決定には従わなければならない。帰り、車を運転しながらラジオを聴いていると、奈良県にも大雪注意報が出ているとのこと、これでは残念だけどしょうがないなと思った。

 奈良に戻って東大寺の節分行事に加わった。そしたら二月堂での「豆まき」が斜面の危険を考えて「豆渡し」になってしまった。ひとり一つづつ当たり年の人から手渡しすることになったのです。福は内・鬼は外のおもしろさがなくなってしまってこれも雪のせいで残念!

 元興寺では毎年のように裃を着せてもらって豆まきができ、たまっていたストレスが吹き飛んだ。たいした雪でもないのに、実害の多い一日でした。高速道路や新幹線に大きな影響がありそうだ。