ふるさとの味

昨日は都祁馬場町の金龍寺で年の初めの「おこない」という行事があり、今年も参加した。漆の木を両手で板に叩きつけて悪魔を追い払う「ダンジョウ」の儀式が今年も行われた。わたしは子供の頃これで漆に負けて顔中真っ赤に腫れ上がった経験をなんども持っている。だから今年も太鼓を叩く役目をやらせてもらった。プロのカメラマンが4人もきてカシャカシャやっていた。小学生時代と変わらない伝統・文化に触れることができて嬉しかった。都祁は雪がちらついていた。

 このあと、県養鶏組合長の吉本氏に会うと「飼料の昂騰は養鶏農家を直撃している。奈良県の業者も倒産によって半分になる」と危機感を募らせていた。

 温かい純朴な人ばかりのふるさとはいつまでもこのままであって欲しい。