初詣雑感

平成20年という新しい年が始まった。思えば、昭和天皇がお亡くなりになって20年になるということだ。感慨深いものがある。

 元旦の午前3時頃春日大社に一人でお参りした。こんな時間に僕のような年輩の人はほとんど居ない。若者カップルが断然多い。初詣ということならこんな深夜でも若い女の子の外出を親も許すんだ。大きな賽銭箱を覗くと小銭ばかり、千円札がパラパラと落ちてる程度、バブルの頃は一万円札もチラホラあったのに、世相を反映しているのか?神官の人にきくと、若い人たちは参拝そのものよりおみくじに強い関心を持っていると言う。巫女姿の女性がたくさんおみくじや絵馬などを売っていたがほとんどがアルバイトだそうだ。面接をして「茶髪はダメ、爪を派手に塗っている人もダメ」と基準を決めて採用するという。

 交通規制が厳しく県庁横の交差点から東にくるまを入れない、他府県から来ている車も多いのに駐車するところが無くて困っている様子、これではもう二度と奈良へは行きたくないといわれそう、観光の振興を施策の重点においている奈良県が、みすみすお客を逃がすことに手を貸しているではないか。深夜のことでもありもう少し工夫の余地がありそうだ。知恵を出して欲しいな。(^0_0^)