筋萎縮症

亡くなられた福田純一氏の四十九日がちかづいたのでお参りさせていただいた。未亡人にお目にかかり生前のお話をいろいろ聞くことができた。「あちこちの病院を訪ねようやく病名が筋萎縮症だとわかった。どんどん悪くなっていくのに今の医学では治療方法も薬もないといわれた。筆談と指で文字盤を指してお互いの気持ちを伝え合った。息子と娘婿を病室に呼んで社長と専務の就任式をやって写真に収めた。」と涙ながらにおっしゃった。福田さんはいい家族に囲まれて幸せなうちに人生を完結されたのだなと思った。

 きょう田原の茗荷郵便局の松本局長にお会いした。民営化の苦労話を聞いたのだが、帰りに近くにお住まいの僕の同級生、川向武彦君の消息を聞いた。というのも、彼も何年か前より筋萎縮症の病魔に襲われ闘病生活を強いられていることで気になっていたからだ。松本さんはメールを送っているという。川向くんを神様どうか助けてあげてくださいと言う気持ちでいっぱいだ。