郵政民営化が始まった

10月1日、今日から郵政民営化が始まった。2年前の郵政民営化法案に反対した私にとっては複雑な思いである。4つに分社化され、10年かけて民営会社の株式が売られていくのだが赤字郵便局の将来、郵便貯金・簡保資金のゆくえ、外資の参入で金融業界や国債に与える影響など心配なことが多い。期待半分・不安半分というところか?効率・自由な競争を求めてゆくのも大事だが官が関与し国民が安心できる仕組みを確保することのほうがもっと大事ではないのか。また国民が郵便局に望むのは効率だけではなく温かいサービスではないか。遠からず見直すときがくるでしょう。