政策

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Ⅰ. 市民が主役のまちづくり

  1. 市民の方々のご参画により、地域の将来像を議論し、共有いただく「将来ビジョン委員会」を、地域ごとに設置します。
  2. 各地域の将来ビジョン委員会の提言をいただき、市民の方々と行政・専門家の協働で、これからの奈良の姿を明らかにする「30 年先までの奈良市ビジョン」をつくります。
  3. 市民が主役のまちづくり活動を支援します。
  4. 奈良市民が一体となれることを目指し、東西に長い奈良市域の市民の交流を促進します。

 

Ⅱ. 人を育て、人・知識を活かす

    (1)優しい子どもを育てる

  1. 世界に冠たる奈良の歴史文化や優れた資源を教え、奈良に生まれ育った喜びと誇りを子どもたちに感じてもらいます。また、里地・里山において、生物とふれあい、土に親しむ機会を提供します。さらに、スポーツ教育に力を入れ、子どもたちの運動能力を高めます。
  2. 盛年(シニア世代)の方々の協力を得ながら、理科実験教育等を充実し、創造力を養います。また、地域でのつながりの機会を拡大し、いじめ、虐待、自殺などの予防につなげます。
    (2)人・知識が集まり、新しい価値を生みだす状況をつくる

  1. 経験・知識が優れた教員のもとに、全国から奈良で学びたい人たちが集まり、高度な人材育成と知的交流が行われ、新しい価値を生みだす大学院大学を創設します。
  2. 大学院大学では、歴史文化資源に蓄積されている技術やデザインを活かす人材の育成と活躍環境づくりも行い、文化財修復関連産業やファッション系新産業の創造にも結びつけます。また、奈良が抱える地域課題を解決するための人材の育成も行います。

 

Ⅲ. 観光の再生と新産業づくり…もう一度行ってみたい奈良に

    (1)市民みんなで観光の再生を図る

  1. 来訪くださる方々に対する徹底したヒアリング調査を行い、その結果を提供・公表し、サービスの向上を促します。
  2. 「奈良のおもてなし推進会議」を設置し、市民の方々による「おもてなしツーリズム」の開発なども含め、奈良の観光の種類の拡大と質の向上を図ります。
    (2)新しい産業づくりを行う

  1. 奈良の特産品、喜ばれるみやげものをつく
    る活動を支援します。
  2. 女性が能力を発揮できるように、女性による起業を支援します。また、子育て世代の女性向けに「保育サービスつきインキュベータ(起業支援施設)」を整備します。
  3. 各地域における6 次産業化を支援します。
  4. 生ゴミを有機栽培に活用するなど資源循環型産業づくり、地域単位での再生可能エネルギーの活用を支援します。

 

Ⅳ. 女性の力で奈良を明るく…ともに末永く暮らせる地域に

    (1)働く女性と子どもたちが安心できる奈良をつくる

  1. 働く女性のために、待機児童ゼロ作戦を進めます。
  2. ゼロ歳児保育への保育ママの活用を進めます。
    (2)みんなが尊厳をもって生き続けられる奈良市をつくる

  1. 地域における世代間の交流を活発にするとともに、地域の人々のつながりを取り戻すための地域活動を支援します。
  2. 障がいをもたれる方々やお年寄りが、「地域を我が家」として、あたりまえに暮らし続けられるように、地域福祉・地域医療の連携と地域における見守り・相互協力の仕組みをつくります。

 

Ⅴ. 責任と覚悟をもってリーダーシップを発揮する

    (1)当面する懸案事項の解決を図る

  1. ゴミ処理場、新火葬場の位置決定などを、徹底した対話とぶれないリーダーシップで解決します。
    (2)行財政の効率化を行うとともに、最大限の効果を追求する

  1. ファシリティーズマネジメント(FM)戦略を実行します。公共施設(学校、病院、住宅など)の管理・運営状況を精査し、最適化し無駄をなくします。既存施設の有効活用や戦略的運用を図ります。
  2. 3,000人の職員がもてる能力を発揮できる態勢を整えます。